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2008.09.11
麺屋 花壱
訪問日:2008年9月11日(木)


昨日は、東京・練馬にある「はないち」の開店一周年!
その「はないち」繋がりで、今日、私がやってきのは、大阪・西九条にある「花壱(はないち)」!
とは言っても、ただ、読み仮名がいっしょなだけなんだけどね…
はじめて下りるJR大阪環状線の西九条駅…
店のある駅西口の階段を下りてきたら、いきなり、大胆な名前の屋台があった…

乗ってきたJR大阪環状線と阪急線とがクロスするガードを潜ると、大阪らしい店が軒を連ねている…

道を真っすぐに進み、広い道路にぶつかって…
その広い道路の向こう側に建つ黒く目をひく建物が、今日、目指した「麺屋 花壱」!
開店時刻前の11時23分に到着…
ちょっと早めに着いていまった…
外で待っていると、若い女性店員さんに店主が出てきて、開店時刻1分前の11時29に開店!
こちらの店は自販機で食券を買うのではなく、口頭で注文を告げ、後払いする昔ながらのスタイル。
女性店員さんに「花壱ラーメン」のオーダーを告げる…

しかし、目の前にあった、チャーシューに味玉まで入った「チャーシューメン」
の写真をみて気がかわって、こちらに替えてもらうことにした…

さらに、味玉が1個のまんま入れられるようなので、半分にカットしてもらうようお願いした…
目の前には高いカウンターが聳えているため、厨房はブラインドになる…
そのカウンターの上には右から鰺干、椎茸、煮干が入った容器が置かれていて、どんなラーメンが出てくるのかが予想できる。

注文した「チャーシューメン」はすぐにできあがり、女性店員さんの手によって運ばれてきた…


「チャーシューメン」の表面には魚粉が振り掛けられ、2つ割りされた味玉の上にも魚粉が付着していた…
鰹がかおる…
これだけの魚粉が掛けられたラーメンをいただくのは、東京・練馬の「じゃんず」に埼玉・川越の「頑者」以来だな…
スープは予想に反して、茶濁した色をしている。
店の外にあったスープの解説によると、スープは、鶏ガラ、ゲンコツを煮込んで作る動物系スープに、昆布、椎茸、鰺干、煮干等の和風出汁のスープがブレンドされているようだったし…

煮干には「カタクチ鰯」、「セグロ鰯」の2種類が使われているようで…
店主の煮干に対するこだわりがわかったし…
事前に元・和食職人の店主のつくる和風出汁のきいたラーメンという情報がインプットされていたので…
てっきり、澄んだ清湯スープの繊細な「あっさり」したラーメンが出てくると思っていた…
しかし、スープをいただき、私が強く感じたのは、豚骨の風味!
茶濁したスープの濁りの原因は、主に、豚のゲンコツが使われたことによるもので…
このゲンコツによって、このラーメンは「あっさり」ではなく、むしろ「こってり」した味に仕上がっていた。
さらに、2種類の煮干に鰺干、鰹の魚粉と…
魚介系は多くの素材が使われて、ややまとまりに欠けるようにも思えたけど…
実際には、ゲンコツも含めたこれらの強い個性の素材を使いながらも、店主は味を巧くまとめていた。
麺もまた、このスープには一見、ミスマッチともいえる中細ストレートの低加水の麺が使われていた…
噛むと、「バツッ!バツッ!」と切れる…
カタく、歯切れのいい麺!
一般的には、「あっさり」したスープのラーメンに合わせて使われることが多い…
しかし、一概にこの麺がスープに合っていないともいえない…
以前に、東京・中野にある石神本常連店の「麺好」という店で同じようなラーメンをいただいたことがあった…
このときは、こういう「こってり」系の「豚骨魚介」の醤油ラーメンに細麺を使うのはなしだろうと思ったんだけど…
今日はまったくそんな風には感じなかった…
不思議なラーメンだった…
個性の強い材料を合わせて使い、下手したらバラバラになってしまいかねない味を美味しく整えていた…
また、このスープにはあまり合わせないであろう麺を使って美味しく食べさせる…
店主の腕の確かさが実感できた!
チャーシューは小降りでカタめだったけど、味付けはよかった!
味玉もしっかりと味が染み込まされていて美味しかった…
ただ、メンマだけはダメだったな…
繊維質で味もほとんど感じられないものだったし…
このスープ!
塩ダレに合わせたらどうかな!?
きっと美味しくなると思うんだけど…
イメージ的には東京の「九段 斑鳩」の「本枯れ鰹塩らー麺」!
今日は時間が無くて…
私の滞在時間中は後客1名だけだったんだけど、食べ終わると、早々に退散して
しまったので…
あまり店主と会話もできなかった…
次回来る機会があれば…
夜にでも来て、もうちょっとゆっくりと店主と話をしてみたいな…

住所:大阪府大阪市此花区西九条3-10-25
電話:06-6466-3857
営業時間:11:30~14:30/17:00~23:30
休日:日曜
アクセス:JR大阪環状線・ゆめ咲線、阪神西大阪線「西九条駅」北東へ。徒歩4分
メニュー:花壱ラーメン…650円/味玉入りラーメン…750円/ピリ辛白菜ラーメン…850円/チャーシュー麺…950円
好み度:チャーシュー麺
接客・サービス


昨日は、東京・練馬にある「はないち」の開店一周年!
その「はないち」繋がりで、今日、私がやってきのは、大阪・西九条にある「花壱(はないち)」!
とは言っても、ただ、読み仮名がいっしょなだけなんだけどね…
はじめて下りるJR大阪環状線の西九条駅…
店のある駅西口の階段を下りてきたら、いきなり、大胆な名前の屋台があった…

乗ってきたJR大阪環状線と阪急線とがクロスするガードを潜ると、大阪らしい店が軒を連ねている…

道を真っすぐに進み、広い道路にぶつかって…
その広い道路の向こう側に建つ黒く目をひく建物が、今日、目指した「麺屋 花壱」!
開店時刻前の11時23分に到着…
ちょっと早めに着いていまった…
外で待っていると、若い女性店員さんに店主が出てきて、開店時刻1分前の11時29に開店!
こちらの店は自販機で食券を買うのではなく、口頭で注文を告げ、後払いする昔ながらのスタイル。
女性店員さんに「花壱ラーメン」のオーダーを告げる…

しかし、目の前にあった、チャーシューに味玉まで入った「チャーシューメン」
の写真をみて気がかわって、こちらに替えてもらうことにした…

さらに、味玉が1個のまんま入れられるようなので、半分にカットしてもらうようお願いした…
目の前には高いカウンターが聳えているため、厨房はブラインドになる…
そのカウンターの上には右から鰺干、椎茸、煮干が入った容器が置かれていて、どんなラーメンが出てくるのかが予想できる。

注文した「チャーシューメン」はすぐにできあがり、女性店員さんの手によって運ばれてきた…


「チャーシューメン」の表面には魚粉が振り掛けられ、2つ割りされた味玉の上にも魚粉が付着していた…
鰹がかおる…
これだけの魚粉が掛けられたラーメンをいただくのは、東京・練馬の「じゃんず」に埼玉・川越の「頑者」以来だな…
スープは予想に反して、茶濁した色をしている。
店の外にあったスープの解説によると、スープは、鶏ガラ、ゲンコツを煮込んで作る動物系スープに、昆布、椎茸、鰺干、煮干等の和風出汁のスープがブレンドされているようだったし…

煮干には「カタクチ鰯」、「セグロ鰯」の2種類が使われているようで…
店主の煮干に対するこだわりがわかったし…
事前に元・和食職人の店主のつくる和風出汁のきいたラーメンという情報がインプットされていたので…
てっきり、澄んだ清湯スープの繊細な「あっさり」したラーメンが出てくると思っていた…
しかし、スープをいただき、私が強く感じたのは、豚骨の風味!
茶濁したスープの濁りの原因は、主に、豚のゲンコツが使われたことによるもので…
このゲンコツによって、このラーメンは「あっさり」ではなく、むしろ「こってり」した味に仕上がっていた。
さらに、2種類の煮干に鰺干、鰹の魚粉と…
魚介系は多くの素材が使われて、ややまとまりに欠けるようにも思えたけど…
実際には、ゲンコツも含めたこれらの強い個性の素材を使いながらも、店主は味を巧くまとめていた。
麺もまた、このスープには一見、ミスマッチともいえる中細ストレートの低加水の麺が使われていた…
噛むと、「バツッ!バツッ!」と切れる…
カタく、歯切れのいい麺!
一般的には、「あっさり」したスープのラーメンに合わせて使われることが多い…
しかし、一概にこの麺がスープに合っていないともいえない…
以前に、東京・中野にある石神本常連店の「麺好」という店で同じようなラーメンをいただいたことがあった…
このときは、こういう「こってり」系の「豚骨魚介」の醤油ラーメンに細麺を使うのはなしだろうと思ったんだけど…
今日はまったくそんな風には感じなかった…
不思議なラーメンだった…
個性の強い材料を合わせて使い、下手したらバラバラになってしまいかねない味を美味しく整えていた…
また、このスープにはあまり合わせないであろう麺を使って美味しく食べさせる…
店主の腕の確かさが実感できた!
チャーシューは小降りでカタめだったけど、味付けはよかった!
味玉もしっかりと味が染み込まされていて美味しかった…
ただ、メンマだけはダメだったな…
繊維質で味もほとんど感じられないものだったし…
このスープ!
塩ダレに合わせたらどうかな!?
きっと美味しくなると思うんだけど…
イメージ的には東京の「九段 斑鳩」の「本枯れ鰹塩らー麺」!
今日は時間が無くて…
私の滞在時間中は後客1名だけだったんだけど、食べ終わると、早々に退散して
しまったので…
あまり店主と会話もできなかった…
次回来る機会があれば…
夜にでも来て、もうちょっとゆっくりと店主と話をしてみたいな…

住所:大阪府大阪市此花区西九条3-10-25
電話:06-6466-3857
営業時間:11:30~14:30/17:00~23:30
休日:日曜
アクセス:JR大阪環状線・ゆめ咲線、阪神西大阪線「西九条駅」北東へ。徒歩4分
メニュー:花壱ラーメン…650円/味玉入りラーメン…750円/ピリ辛白菜ラーメン…850円/チャーシュー麺…950円
好み度:チャーシュー麺

接客・サービス

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2006.11.29
醤油そば 一信
訪問日:2006年11月29日

11月の27杯目は、「一信@千鳥橋」の「チャーシュー醤油そば」!
大阪の美味しいラーメン屋さんといったらここだという『通』が通う店!
ここは、いろいろな意味でハードルの高い店…
第1のハードルは、最寄駅から遠いこと…
ネットの情報だと、阪神電鉄の千鳥橋駅が最寄駅になるそうで…
そこから、徒歩20分!
バス便もあるようだけど、そう頻繁に便があるわけではないようだし…
地下鉄が縦横無尽に走る大阪では、長い距離を歩かなくて済む!
だから、大阪では、東京と違って…
平気で15分歩くなんてことは、まずありえない!
まして、行列を作って待つことをしないイラチな大阪人!
辺鄙な駅から20分も歩いて、しかも、たかがラーメンごときのために、わざわざ行くという人は稀!
第2のハードルは定休日と営業時間!
木曜が休みなのと、昼間は月~水までしか営業していない!
しかも、営業曜日、時間もいつのまにか変わっていたりもする…
遠いとこまで歩いて行って、空振りだけは避けたいし…
そして、第3のハードルは、ご主人!
ネットの情報によると、変り者の店主のようで…
「自分の作ったラーメンを勝手に写すな!」と…
ラーメンの写真を撮ろうとしたお客にクレームをつけたとか…
わたしも何度か行こうと思ったんだけど…
3つのハードルのうち、特に曜日と時間が大きな障害となって、訪問できていなかった…
しかし、今回の大阪訪問は水曜日!
昼間の営業日だったので、やっと、念願が叶った!
新幹線で新大阪駅にで着いて、在来線に乗り換え大阪駅へ!
大阪駅からは、JR環状線を経由してJRゆめ咲線「安治川口」駅へ…

地図を見て、こちらの方が西九条から阪神電車へ乗り換えて「千鳥橋」駅から行くよりは早いと判断した…
実際、「安治川口」駅からは徒歩11分で店に着いた…
徒歩20分というネットの情報は、何だったんだろう!?
「安治川口」駅は、西九条から桜島間を走るJRゆめ咲線の西九条からひとつめの駅になる。
ちなみに、次の駅が、「ユニバーサル・スタジオ駅」!
駅を下り、線路沿いを西九条方向へ戻るかたちで歩く!
しばらくすると、右に「ハーマン」の工場が…
遠くに見える大阪・梅田の高層ビルとともに見えてくる。
さらに、左には「住友化学」の工場!
その間を縫って、線路際の道を進む。
途中から、線路の左右とも「住友化学」の工場になる。
左手の工場の終わり!
そこから数えて2番目の道の角を曲がって直進すれば、やがて左手に店が見えてくる…
到着したのは、11時23分!
まだ、準備中の札が下がっていた…
11時30分の開店と同時に入店!
メニューを見ると、「醤油そば」と「チャーシュー醤油そば」の2つだけ!
850円の「チャーシューそば」にして、さらに、50円増しの「煮卵」付きで注文する。

奥様が、「白ご飯お付けしますか!?」と聞いてきたので、お願いすることにした。
代金900円を支払う。
ここは、昼の営業時間帯は前金制。
それと、200円の「白ご飯」はランチタイムは無料でサービスされる。

そう待つまでもなく、「チャーシュー醤油そば・煮卵付き」ができあがった!

スープは、鶏と「いりこ」の出汁だそうだけど、仕上げにデフォルトの状態で振りか
けられた胡椒が鼻の粘膜を刺激して、香りが伝わらない…
優しく、すっきりとした飲み口のいいスープなんだけど、胡椒が味の邪魔をしている!
「青葉」や「和鉄」と同じスタイル…
店側としては、これがおすすめなんだろうけど…
個人的には、あくまで胡椒は、個人の好みで掛けるようにするべきと思う…
麺は、日本蕎麦の田舎そばのような色をしている!
食べてみると、確かに中華麺なんだけど、風味がよくて、食感も味も日本蕎麦っぽい!
ただ、まったくコシがない…
ご主人に…
「この麺!そば粉が練り込んであるんですか!?」と聞いてみたところ…
「黒小麦を使ってます!」
「中国北部!福建省にしかない小麦です!」
「かん水を使ってるから、中華麺なんですけど、この風味とコシを大事にしてます。」
「黒小麦の配合は2割…それを越えるとコシがなくなってしまいます。」
とても変わった…
ご主人こだわりの麺だったんだけど…
麺がフニャフニャじゃあね…
具のチャーシューは、濃い醤油味の味付けがなされていた。
少し、しょっぱく感じたけど、味付けは悪くない!
ご飯のおかずにはちょうどよくて…
ご飯が進んだ!
麺の量が少なくて、この店は「大盛」をやっていないので…
昼に行ったらライスのサービスを受けるのがおすすめ!

結果からすると、営業日と時間はハードルの高いお店ではなかった!
駅からの距離も、そんな遠くはなかったし…
営業時間だって、また変更があったのかもしれないけど、変則ではなかったし…

ただ、ご主人はやっぱ気難しかったな…
ラーメンが出来てきたところで、撮影許可を取ったら…
「どうぞ!」とあっさりだったけど…
ただし、「撮影は、自分の座っている前だけ…」
店の壁に掛けられた、こだわりのスープ、麺のくだりが書いてある札の撮影をしようとしたら止められた!
また、店の外観撮影は禁止と言われた…
まあ、ご主人は変わっているというよりは、他のお客さんや近所の人に迷惑にならないように気をつかっているだけとは思うけど…
誰か、前に問題でも起こしたのかもしれないし…
でもね…
いちいち指示されるのもね…
それに、私がいた時間には他にお客がいたわけでもないのにね…
結局、忠告を無視して、帰りにお店の全景を1枚パチリ!
開店前にも何枚か外観写真を撮らせてもらったし…
ご主人には悪いけど…

住所:大阪府大阪市此花区春日出中2-14-23 マンション住田1F
電話:06-6460-8566
営業時間:11:30~13:30、18:00~22:00、(日・祝)18:00~(なくなり次第終了)
定休日:木曜日、第3水曜日
アクセス:JRゆめ咲線・安治川口駅より線路沿いを西九条方面へ。徒歩11分
メニュー:醤油そば…650円、チャーシュー醤油そば…850円
評価:チャーシュー醤油そば…850円+煮卵…50円
接客・サービス

11月の27杯目は、「一信@千鳥橋」の「チャーシュー醤油そば」!
大阪の美味しいラーメン屋さんといったらここだという『通』が通う店!
ここは、いろいろな意味でハードルの高い店…
第1のハードルは、最寄駅から遠いこと…
ネットの情報だと、阪神電鉄の千鳥橋駅が最寄駅になるそうで…
そこから、徒歩20分!
バス便もあるようだけど、そう頻繁に便があるわけではないようだし…
地下鉄が縦横無尽に走る大阪では、長い距離を歩かなくて済む!
だから、大阪では、東京と違って…
平気で15分歩くなんてことは、まずありえない!
まして、行列を作って待つことをしないイラチな大阪人!
辺鄙な駅から20分も歩いて、しかも、たかがラーメンごときのために、わざわざ行くという人は稀!
第2のハードルは定休日と営業時間!
木曜が休みなのと、昼間は月~水までしか営業していない!
しかも、営業曜日、時間もいつのまにか変わっていたりもする…
遠いとこまで歩いて行って、空振りだけは避けたいし…
そして、第3のハードルは、ご主人!
ネットの情報によると、変り者の店主のようで…
「自分の作ったラーメンを勝手に写すな!」と…
ラーメンの写真を撮ろうとしたお客にクレームをつけたとか…
わたしも何度か行こうと思ったんだけど…
3つのハードルのうち、特に曜日と時間が大きな障害となって、訪問できていなかった…
しかし、今回の大阪訪問は水曜日!
昼間の営業日だったので、やっと、念願が叶った!
新幹線で新大阪駅にで着いて、在来線に乗り換え大阪駅へ!
大阪駅からは、JR環状線を経由してJRゆめ咲線「安治川口」駅へ…

地図を見て、こちらの方が西九条から阪神電車へ乗り換えて「千鳥橋」駅から行くよりは早いと判断した…
実際、「安治川口」駅からは徒歩11分で店に着いた…
徒歩20分というネットの情報は、何だったんだろう!?
「安治川口」駅は、西九条から桜島間を走るJRゆめ咲線の西九条からひとつめの駅になる。
ちなみに、次の駅が、「ユニバーサル・スタジオ駅」!
駅を下り、線路沿いを西九条方向へ戻るかたちで歩く!
しばらくすると、右に「ハーマン」の工場が…
遠くに見える大阪・梅田の高層ビルとともに見えてくる。
さらに、左には「住友化学」の工場!
その間を縫って、線路際の道を進む。
途中から、線路の左右とも「住友化学」の工場になる。
左手の工場の終わり!
そこから数えて2番目の道の角を曲がって直進すれば、やがて左手に店が見えてくる…
到着したのは、11時23分!
まだ、準備中の札が下がっていた…
11時30分の開店と同時に入店!
メニューを見ると、「醤油そば」と「チャーシュー醤油そば」の2つだけ!
850円の「チャーシューそば」にして、さらに、50円増しの「煮卵」付きで注文する。

奥様が、「白ご飯お付けしますか!?」と聞いてきたので、お願いすることにした。
代金900円を支払う。
ここは、昼の営業時間帯は前金制。
それと、200円の「白ご飯」はランチタイムは無料でサービスされる。

そう待つまでもなく、「チャーシュー醤油そば・煮卵付き」ができあがった!

スープは、鶏と「いりこ」の出汁だそうだけど、仕上げにデフォルトの状態で振りか
けられた胡椒が鼻の粘膜を刺激して、香りが伝わらない…
優しく、すっきりとした飲み口のいいスープなんだけど、胡椒が味の邪魔をしている!
「青葉」や「和鉄」と同じスタイル…
店側としては、これがおすすめなんだろうけど…
個人的には、あくまで胡椒は、個人の好みで掛けるようにするべきと思う…
麺は、日本蕎麦の田舎そばのような色をしている!
食べてみると、確かに中華麺なんだけど、風味がよくて、食感も味も日本蕎麦っぽい!
ただ、まったくコシがない…
ご主人に…
「この麺!そば粉が練り込んであるんですか!?」と聞いてみたところ…
「黒小麦を使ってます!」
「中国北部!福建省にしかない小麦です!」
「かん水を使ってるから、中華麺なんですけど、この風味とコシを大事にしてます。」
「黒小麦の配合は2割…それを越えるとコシがなくなってしまいます。」
とても変わった…
ご主人こだわりの麺だったんだけど…
麺がフニャフニャじゃあね…
具のチャーシューは、濃い醤油味の味付けがなされていた。
少し、しょっぱく感じたけど、味付けは悪くない!
ご飯のおかずにはちょうどよくて…
ご飯が進んだ!
麺の量が少なくて、この店は「大盛」をやっていないので…
昼に行ったらライスのサービスを受けるのがおすすめ!

結果からすると、営業日と時間はハードルの高いお店ではなかった!
駅からの距離も、そんな遠くはなかったし…
営業時間だって、また変更があったのかもしれないけど、変則ではなかったし…

ただ、ご主人はやっぱ気難しかったな…
ラーメンが出来てきたところで、撮影許可を取ったら…
「どうぞ!」とあっさりだったけど…
ただし、「撮影は、自分の座っている前だけ…」
店の壁に掛けられた、こだわりのスープ、麺のくだりが書いてある札の撮影をしようとしたら止められた!
また、店の外観撮影は禁止と言われた…
まあ、ご主人は変わっているというよりは、他のお客さんや近所の人に迷惑にならないように気をつかっているだけとは思うけど…
誰か、前に問題でも起こしたのかもしれないし…
でもね…
いちいち指示されるのもね…
それに、私がいた時間には他にお客がいたわけでもないのにね…
結局、忠告を無視して、帰りにお店の全景を1枚パチリ!
開店前にも何枚か外観写真を撮らせてもらったし…
ご主人には悪いけど…

住所:大阪府大阪市此花区春日出中2-14-23 マンション住田1F
電話:06-6460-8566
営業時間:11:30~13:30、18:00~22:00、(日・祝)18:00~(なくなり次第終了)
定休日:木曜日、第3水曜日
アクセス:JRゆめ咲線・安治川口駅より線路沿いを西九条方面へ。徒歩11分
メニュー:醤油そば…650円、チャーシュー醤油そば…850円
評価:チャーシュー醤油そば…850円+煮卵…50円

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