2010.09.30
中華そば ついてる中山 ~レセプション~
訪問日:2010年9月30日(木)

「ツイてるね ノッてるね♪」
かつてのアイドル!
今は、結婚してパリに住む「ミポリン」こと中山美穂さんのヒット曲♪
この曲のフレーズを店名にしてしまった中山店主の店!
それが「ついてる中山」!
店主は、大阪を代表するラーメン店「カドヤ食堂」で修業!
卒業して、橘店主のお墨付きをもらって、独立・開業する!
オープンは10月5日!
今夜は、縁あって、オープン前のレセプションに参加させてもらった。
夜の帳も落ちた時刻…
店に入っていくと…
PAPUAさん、秀太さん…
それに「カドヤ食堂」の橘店主!
他に、ラーメンだけではない大阪のグルメブログを書かれている方等…
名立たるメンバーが揃っていた!
恐縮しながら末席に鎮座させていただくと…
すぐに、ビールと、おつまみチャーシューが出された。


そうして、チャーシューをあてに、一杯やっているところに…
まず、出されたのが「中華そば」!


キレイな清湯醤油スープのラーメン♪
スープをいただくと…
鶏の旨味に煮干しの旨味がよく伝わってくる!
滋味深いスープ…
じわ~っと…
じんわりと…
飲み進めていくうちに、さらにスープの旨味を実感できるようになってくる。
これはイケる!
これだけ完成度の高いスープが出てくるとは、正直、思ってもいなかった…
そして、このスープに絡む麺はカネジン食品の細麺!
見た目から、切り歯24番と思われる麺は、スープを持ち上げて、旨味たっぷりのスープをいっぱい持ってきてくれる。
茹で加減は、やや、やわらかめで、なめらかな食感の麺は悪くはない…
ただ、個人的には、もう少し、カタめの方が、麺にコシが感じられて、ストレート麺ならではの喉越しのよさも出て、いいような気がしたけど…
「平田牧場」の「平牧三元もち豚」を使ったというチャーシューは、赤身も脂身も肉の旨味が感じられるもので、とても美味しくいただけたし…

穂先メンマの、やわらかくて、シュクシュクとした食感もよかった!
ただ、味付けは濃く甘く…
たぶん、わざとそうしているんだろうけど、私としては、もっと薄味に仕上げて、食感のよさだけで食べさせてもらった方がよかったかな…
でも、この一杯はすごい!
4Mが変わったというのに、よく、これだけ「カドヤ食堂」ライクな「中華そば」ができたと思う。
そして、この出汁の旨味で食べさせてくれた「中華そば」に続いて出されたのは「つけそば」!


これも、また、よかった!
艶々として、黄身がかった麺からは小麦粉の風味も感じられる。
多加水のプリプリとして、なめらかな口当りの麺はなかなかいい!

ただ、つけダレにつけると、少し絡みづらいかな…
つけダレを飲んでみたところ、少し味か薄めに感じられたので、隣の席で同じ2個作りされた「つけそば」を食べる秀太さんに尋ねてみたところ…
「カドヤもこんなもんだよ。」と言われてしまったけど…
結局、スープ割りしないまま飲み干してしまったつけダレは、やはり、若干薄味だったかな…
ただ、出汁の旨味はよく出ていた!
「中華そば」同様、比内地鶏でとった鶏出汁の旨味と、煮干しや鯖節、鰹節等の魚介の双方の旨味が感じられて…
さっぱりとした酸味で美味しくいただけた!
店は、店主と店主のお母さまの2人で運営されていて…
店主の兄のお嫁さをがお手伝いをしていた。
お母さまの上品な笑顔がいい!
このお母さまにお話を伺ったところ…
元々、ここは、神戸の三の宮でお好み焼き屋を営んでいたお母さまとお父さまのご夫婦が、この地に移り住んで、やはり、お好み焼きで生計をたてていた店。
しかし、ご主人が、お亡くなりになられて…
「息子がラーメン屋をやりたいと言うもんだから…」
それで、ラーメン店に鞍替えしたんだという…
お母さまには…
「味がとてもいいので、これから忙しくなりますよ!」
「ただ、お身体だけは大事に、決して、無理をなさらぬようにしてください。」
と言って、店を後にしたけど…
きっと、この店は流行るだろうと思う!
ただ、店主も若くはないんだし、身体が資本の商売なんだから、身体にはご慈愛いだきたい…
美味しかった♪
ご馳走さまでした!



住所:大阪府大阪市旭区今市2-8-34
電話:06-6956-5397
営業時間:11:00~14:30/18:00~21:00 ※スープが売り切れ次第終了
定休日:火曜
アクセス:京阪本線・滝井駅出口2から徒歩3分
大阪市営地下鉄・谷町線、今里線・太子橋今市駅5番出口から徒歩5分
メニュー:中華そば…650円/つけそば…750円
好み度:中華そば
つけそば
接客・サービス
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「ツイてるね ノッてるね♪」
かつてのアイドル!
今は、結婚してパリに住む「ミポリン」こと中山美穂さんのヒット曲♪
この曲のフレーズを店名にしてしまった中山店主の店!
それが「ついてる中山」!
店主は、大阪を代表するラーメン店「カドヤ食堂」で修業!
卒業して、橘店主のお墨付きをもらって、独立・開業する!
オープンは10月5日!
今夜は、縁あって、オープン前のレセプションに参加させてもらった。
夜の帳も落ちた時刻…
店に入っていくと…
PAPUAさん、秀太さん…
それに「カドヤ食堂」の橘店主!
他に、ラーメンだけではない大阪のグルメブログを書かれている方等…
名立たるメンバーが揃っていた!
恐縮しながら末席に鎮座させていただくと…
すぐに、ビールと、おつまみチャーシューが出された。


そうして、チャーシューをあてに、一杯やっているところに…
まず、出されたのが「中華そば」!


キレイな清湯醤油スープのラーメン♪
スープをいただくと…
鶏の旨味に煮干しの旨味がよく伝わってくる!
滋味深いスープ…
じわ~っと…
じんわりと…
飲み進めていくうちに、さらにスープの旨味を実感できるようになってくる。
これはイケる!
これだけ完成度の高いスープが出てくるとは、正直、思ってもいなかった…
そして、このスープに絡む麺はカネジン食品の細麺!
見た目から、切り歯24番と思われる麺は、スープを持ち上げて、旨味たっぷりのスープをいっぱい持ってきてくれる。
茹で加減は、やや、やわらかめで、なめらかな食感の麺は悪くはない…
ただ、個人的には、もう少し、カタめの方が、麺にコシが感じられて、ストレート麺ならではの喉越しのよさも出て、いいような気がしたけど…
「平田牧場」の「平牧三元もち豚」を使ったというチャーシューは、赤身も脂身も肉の旨味が感じられるもので、とても美味しくいただけたし…

穂先メンマの、やわらかくて、シュクシュクとした食感もよかった!
ただ、味付けは濃く甘く…
たぶん、わざとそうしているんだろうけど、私としては、もっと薄味に仕上げて、食感のよさだけで食べさせてもらった方がよかったかな…
でも、この一杯はすごい!
4Mが変わったというのに、よく、これだけ「カドヤ食堂」ライクな「中華そば」ができたと思う。
そして、この出汁の旨味で食べさせてくれた「中華そば」に続いて出されたのは「つけそば」!


これも、また、よかった!
艶々として、黄身がかった麺からは小麦粉の風味も感じられる。
多加水のプリプリとして、なめらかな口当りの麺はなかなかいい!

ただ、つけダレにつけると、少し絡みづらいかな…
つけダレを飲んでみたところ、少し味か薄めに感じられたので、隣の席で同じ2個作りされた「つけそば」を食べる秀太さんに尋ねてみたところ…
「カドヤもこんなもんだよ。」と言われてしまったけど…
結局、スープ割りしないまま飲み干してしまったつけダレは、やはり、若干薄味だったかな…
ただ、出汁の旨味はよく出ていた!
「中華そば」同様、比内地鶏でとった鶏出汁の旨味と、煮干しや鯖節、鰹節等の魚介の双方の旨味が感じられて…
さっぱりとした酸味で美味しくいただけた!
店は、店主と店主のお母さまの2人で運営されていて…
店主の兄のお嫁さをがお手伝いをしていた。
お母さまの上品な笑顔がいい!
このお母さまにお話を伺ったところ…
元々、ここは、神戸の三の宮でお好み焼き屋を営んでいたお母さまとお父さまのご夫婦が、この地に移り住んで、やはり、お好み焼きで生計をたてていた店。
しかし、ご主人が、お亡くなりになられて…
「息子がラーメン屋をやりたいと言うもんだから…」
それで、ラーメン店に鞍替えしたんだという…
お母さまには…
「味がとてもいいので、これから忙しくなりますよ!」
「ただ、お身体だけは大事に、決して、無理をなさらぬようにしてください。」
と言って、店を後にしたけど…
きっと、この店は流行るだろうと思う!
ただ、店主も若くはないんだし、身体が資本の商売なんだから、身体にはご慈愛いだきたい…
美味しかった♪
ご馳走さまでした!



住所:大阪府大阪市旭区今市2-8-34
電話:06-6956-5397
営業時間:11:00~14:30/18:00~21:00 ※スープが売り切れ次第終了
定休日:火曜
アクセス:京阪本線・滝井駅出口2から徒歩3分
大阪市営地下鉄・谷町線、今里線・太子橋今市駅5番出口から徒歩5分
メニュー:中華そば…650円/つけそば…750円
好み度:中華そば

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2010.08.24
ラーメン そらの星【弐】
訪問日:2010年8月24日(火)

昨年10月16日オープンの『そらの星』!
関西では少ない横浜発祥の「家系ラーメン」が食べられる店。
店主は、東京・中野にある「武蔵家」で修業後、独立して地元・大阪で開業した。
しかし、開業後は大阪のお客さんの口に合うラーメンに改良しようとして試行錯誤…
私が初めて訪問したときも悩んでいた…
私は、何も、無理に大阪のお客さんの口に合わせる必要はない!
修業先で学んだ味をぶつければいいとアドバイスしたんだけど…
その後、一旦、店を閉めて、スープ改良にも取り組んだという情報も伝え聞いた。
やはり、「家系ラーメン」は、大阪では受け入れられないのだろうか!?
何店かの「家系ラーメン」の先駆者たちも、結局、撤退してしまったようだし…
しかし、思わぬところで、こちら『そらの星』の名を目にした!
それは、先日、近鉄八尾に移転オープンした『らーめん工房 RISE』にお邪魔したときにあった『そらの星』からの開店祝いの花に添えられたカード!
今は、店も再開して、元気に営業しているようだし…
一度、お邪魔してみよう!
そう思っていたところに、一昨日の『麺家 静』の大将から「コラボラーメン」の話を聞いたら…
これは、行くしかないよね!
地下鉄谷町線の千林大宮駅…
店の最寄り駅になるこの駅を下りて、トボトボと歩いて店へ!
そして、店に入っていくと…
私の顔を見た店主からの第一声は…
「大阪に来られたんですってね!」
あれっ、また、こちらでも、『金久右衛門』で聞いたのと同じ台詞を聞いたよ…
まず、券売機で、缶ビールと「チャーシューらーめん」の食券を買っていると…

ガラガラガラ…
扉を開けて、入って来たのは、カップルのお客さん!
そしてすぐに、もう1人、若い男性客が入店!
そこで、缶ビールをもらって、3人分のラーメンを店主が作り終えるのを待った。

まず、挨拶をして、今日、ここに来た主旨を説明!
ズバリ、核心の『麺屋 静』とのコラボラーメン企画の話から入った!
『麺屋 静』の大将から頼まれて来たことを話すと…
「それはありがたいです!」
「ぜひ、お願いしますと大将にお伝えください。」
それから、いろいろ話をして、ほぼ、こんなので行こうかというところまで、話はまとまったけど…
『麺屋 静』の大将がどう思うかがわからないし…
この先は、企画がまとまったら、また、ご報告させてもらいます。
『麺屋 静』の大将がOKすればの前提だけど…
なかなか、面白いラーメンになりそうなので、期待していてください!
話がまとまったので…
私もラーメンを作ってもらうことにした。
もちろん、注文はすべて「普通」で!

悩んで、リニューアルした味は?
どんな味なのか?
改良した味をそのまま味わってみたかったからね…
麺を木箱から取り出して、大事そうにテボに入れて…
真剣な眼差しで、スープの味見を何度も繰り返す店主!
そうしてできあがった渾身の一杯!


見た目は、チャーシュー以外は、以前と変わらないように見えたので、店主にそう話して…
何処をどう変えたのか聞いてみたところ…
「まあ、召し上がってみてください。」
そこで、まずは、スープをいただくと…
これは…
スープの濃度も、濃すぎず、薄すぎず…
鶏油も、多過ぎず、少なすぎず…
いいバランスのスープに仕上がっている。
ただ、「家系ラーメン」としたら少し軽いかな…
ただ、これは、やはり、ただの豚骨醤油のラーメンではなく、「家系ラーメン」
であることには間違いがない!
スープの濃度と鶏油の量が、それぞれ、薄め、少なめの「家系ラーメン」!
私の駄舌では、それしかわからなかった。
それで、そう感想を話したところ…
「醤油を薄めました!」
『角ふじ麺 ○寅』の小川店長は、大阪仕様として、関東では使わなかった薄口醤油を濃口醤油とブレンドして使った。
そんな話をしたところ…
そうではなく、醤油の分量を減らして、かえしを新たにしたのだという…
スープのブレ、バラツキの修正にも取り組んで、何とか納得がいくものができるまで、今年の1月から店を休業して1ヵ月を要したと…
話してくれた。
その間には、無理をしてスープを作り続けた結果、スープの熱にやられて、右耳が何倍にも膨らむ火傷も経験。
まさに、満身創痍の挙げ句に完成させたスープだった!
これが大阪のスタンダードスープ!
それが証拠に、お客さんの多くは「普通」で満足するようになったと言うし…
前は、味「薄め」でも濃いと言っていたお客さんも、今は「薄め」でちょうどいいと言われるようになった。
若い男性客等には、味「濃いめ」!油「多め」!麺「かため」の「家系スタンダード仕様」で満足してもらっているし…
やっと目指すものができるようになった。
ただし、まだ、スープのバラツキがあると精進を怠らないと話す店主…
東京で学んだ味を大阪でもそのまま出せばいい!
そう、安直に言った私の言葉が悔やまれた。
これだけ店主が苦労して作り上げたスープ!
ぜひ、一度、味わっていただきたい!
麺は、「家系」定番の酒井製麺のものを、今でも東京から送らせている。
でも、「家系」はやっぱり、この中太ストレートの麺が、何故か合うんだよね!

そして、ホロホロと崩れる肩ロースのチャーシューがまたよかった!
前のチャーシューも決して、悪くはなかった。
むしろ、それほど美味しいチャーシューにぶつかったことのない「家系ラーメン」の店ではいい部類に入ると思ったけど…
今回の新たに作り替えたチャーシューは最高!

『麺家 静』の大将には怒られるかもしれないけど、コラボラーメンのときのチャーシューは、このチャーシューを使わせてもらおうかな…
満足の行くラーメンだった!
「家系ラーメン」としては珍しく、スープまで飲み干して完食!
美味しかった!
ご馳走さまでした。


住所:大阪府大阪市旭区大宮1-7-25
電話:06-6954-7730
営業時間:11:00~21:00
定休日:木曜
アクセス:大阪市営地下鉄谷町線・千林大宮駅4番出口から徒歩6分
メニュー:らーめん(並)…600円/海苔らーめん…650円/味玉らーめん…700円/チャーシューらーめん…800円/キャベツらーめん…700円
中盛…100円増し/大盛…200円増し
ミニらーめん(小)…400円/ミニ海苔らーめん…450円/ミニ味玉らーめん…500円/ミニチャーシューらーめん…600円/ミニキャベツらーめん…500円
好み度:チャーシューらーめん
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昨年10月16日オープンの『そらの星』!
関西では少ない横浜発祥の「家系ラーメン」が食べられる店。
店主は、東京・中野にある「武蔵家」で修業後、独立して地元・大阪で開業した。
しかし、開業後は大阪のお客さんの口に合うラーメンに改良しようとして試行錯誤…
私が初めて訪問したときも悩んでいた…
私は、何も、無理に大阪のお客さんの口に合わせる必要はない!
修業先で学んだ味をぶつければいいとアドバイスしたんだけど…
その後、一旦、店を閉めて、スープ改良にも取り組んだという情報も伝え聞いた。
やはり、「家系ラーメン」は、大阪では受け入れられないのだろうか!?
何店かの「家系ラーメン」の先駆者たちも、結局、撤退してしまったようだし…
しかし、思わぬところで、こちら『そらの星』の名を目にした!
それは、先日、近鉄八尾に移転オープンした『らーめん工房 RISE』にお邪魔したときにあった『そらの星』からの開店祝いの花に添えられたカード!
今は、店も再開して、元気に営業しているようだし…
一度、お邪魔してみよう!
そう思っていたところに、一昨日の『麺家 静』の大将から「コラボラーメン」の話を聞いたら…
これは、行くしかないよね!
地下鉄谷町線の千林大宮駅…
店の最寄り駅になるこの駅を下りて、トボトボと歩いて店へ!
そして、店に入っていくと…
私の顔を見た店主からの第一声は…
「大阪に来られたんですってね!」
あれっ、また、こちらでも、『金久右衛門』で聞いたのと同じ台詞を聞いたよ…
まず、券売機で、缶ビールと「チャーシューらーめん」の食券を買っていると…

ガラガラガラ…
扉を開けて、入って来たのは、カップルのお客さん!
そしてすぐに、もう1人、若い男性客が入店!
そこで、缶ビールをもらって、3人分のラーメンを店主が作り終えるのを待った。

まず、挨拶をして、今日、ここに来た主旨を説明!
ズバリ、核心の『麺屋 静』とのコラボラーメン企画の話から入った!
『麺屋 静』の大将から頼まれて来たことを話すと…
「それはありがたいです!」
「ぜひ、お願いしますと大将にお伝えください。」
それから、いろいろ話をして、ほぼ、こんなので行こうかというところまで、話はまとまったけど…
『麺屋 静』の大将がどう思うかがわからないし…
この先は、企画がまとまったら、また、ご報告させてもらいます。
『麺屋 静』の大将がOKすればの前提だけど…
なかなか、面白いラーメンになりそうなので、期待していてください!
話がまとまったので…
私もラーメンを作ってもらうことにした。
もちろん、注文はすべて「普通」で!

悩んで、リニューアルした味は?
どんな味なのか?
改良した味をそのまま味わってみたかったからね…
麺を木箱から取り出して、大事そうにテボに入れて…
真剣な眼差しで、スープの味見を何度も繰り返す店主!
そうしてできあがった渾身の一杯!


見た目は、チャーシュー以外は、以前と変わらないように見えたので、店主にそう話して…
何処をどう変えたのか聞いてみたところ…
「まあ、召し上がってみてください。」
そこで、まずは、スープをいただくと…
これは…
スープの濃度も、濃すぎず、薄すぎず…
鶏油も、多過ぎず、少なすぎず…
いいバランスのスープに仕上がっている。
ただ、「家系ラーメン」としたら少し軽いかな…
ただ、これは、やはり、ただの豚骨醤油のラーメンではなく、「家系ラーメン」
であることには間違いがない!
スープの濃度と鶏油の量が、それぞれ、薄め、少なめの「家系ラーメン」!
私の駄舌では、それしかわからなかった。
それで、そう感想を話したところ…
「醤油を薄めました!」
『角ふじ麺 ○寅』の小川店長は、大阪仕様として、関東では使わなかった薄口醤油を濃口醤油とブレンドして使った。
そんな話をしたところ…
そうではなく、醤油の分量を減らして、かえしを新たにしたのだという…
スープのブレ、バラツキの修正にも取り組んで、何とか納得がいくものができるまで、今年の1月から店を休業して1ヵ月を要したと…
話してくれた。
その間には、無理をしてスープを作り続けた結果、スープの熱にやられて、右耳が何倍にも膨らむ火傷も経験。
まさに、満身創痍の挙げ句に完成させたスープだった!
これが大阪のスタンダードスープ!
それが証拠に、お客さんの多くは「普通」で満足するようになったと言うし…
前は、味「薄め」でも濃いと言っていたお客さんも、今は「薄め」でちょうどいいと言われるようになった。
若い男性客等には、味「濃いめ」!油「多め」!麺「かため」の「家系スタンダード仕様」で満足してもらっているし…
やっと目指すものができるようになった。
ただし、まだ、スープのバラツキがあると精進を怠らないと話す店主…
東京で学んだ味を大阪でもそのまま出せばいい!
そう、安直に言った私の言葉が悔やまれた。
これだけ店主が苦労して作り上げたスープ!
ぜひ、一度、味わっていただきたい!
麺は、「家系」定番の酒井製麺のものを、今でも東京から送らせている。
でも、「家系」はやっぱり、この中太ストレートの麺が、何故か合うんだよね!

そして、ホロホロと崩れる肩ロースのチャーシューがまたよかった!
前のチャーシューも決して、悪くはなかった。
むしろ、それほど美味しいチャーシューにぶつかったことのない「家系ラーメン」の店ではいい部類に入ると思ったけど…
今回の新たに作り替えたチャーシューは最高!

『麺家 静』の大将には怒られるかもしれないけど、コラボラーメンのときのチャーシューは、このチャーシューを使わせてもらおうかな…
満足の行くラーメンだった!
「家系ラーメン」としては珍しく、スープまで飲み干して完食!
美味しかった!
ご馳走さまでした。


住所:大阪府大阪市旭区大宮1-7-25
電話:06-6954-7730
営業時間:11:00~21:00
定休日:木曜
アクセス:大阪市営地下鉄谷町線・千林大宮駅4番出口から徒歩6分
メニュー:らーめん(並)…600円/海苔らーめん…650円/味玉らーめん…700円/チャーシューらーめん…800円/キャベツらーめん…700円
中盛…100円増し/大盛…200円増し
ミニらーめん(小)…400円/ミニ海苔らーめん…450円/ミニ味玉らーめん…500円/ミニチャーシューらーめん…600円/ミニキャベツらーめん…500円
好み度:チャーシューらーめん

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2009.11.09
らーめん そらの星
訪問日:2009年11月9日(月)

「横浜生まれのトンコツらーめん」!
「らーめん そらの星」☆
10月16日、大阪の旭区大宮に誕生した!
情報によると…
「家系らーめん」なんだけど、味は、大阪のお客さんの舌に合わせてライトにしているんだという…
よく、大阪では、関東の味をそのままでは受け入れられないと聞く!
しかし、本当にそうなのだろうか!?
大阪の人から関東の「うどん」について聞かれたことがある。
関東では、何故、あんなに「うどん」の「つゆ」が濃いのか!?
というもの…
同じ、感覚を持つ大阪の方は多いかもしれない。
しかし、少なくても東京の人間は、あの濃い、濃口醤油に昆布と鰹出汁の「つゆ」で「うどん」は食べない。
あの濃い「つゆ」は、「そば」を食べるためのもの!
反対に、関西風の、薄口醤油に昆布と鯖節でとった「つゆ」で「そば」を食べるだろうか!?
関東で、あの濃い「つゆ」の「うどん」が出るのは、「日本そば屋」だけ!
家庭で食べる「うどん」は、濃口醤油を使っても、もっと薄口に仕上げるし…
今や関東でも、「うどん」は、「日本そば屋」以外の店では関西風が主流である。
東京人は、濃口が好き♪
大阪人は、薄口が好き♪
確かにその傾向はあるかもしれない…
しかし、私の言いたいことは…
関東だから?
関西だから?
そういう地域とか文化からくる味の嗜好の違いは多少はあっても…
この問題は…
「そば」の「つゆ」には?
「うどん」の「つゆ」には?
どんな味の「つゆ」が合うのかということに尽きるんだと考えている。
だから、ラーメンに於いても、関東風、関西風なんてものはなく、全国一律!
要は、そのラーメンのスープが美味しいかどうかだけだと思っている。
それが証拠に、「一風堂」が東京の銀座と大阪の梅田、九州・福岡の天神で味を変えているかといえば!?
答えは、もちろんNO(ノー)!
ニューヨークでも、味はいっしょ!
京都の「天下一品」にしても同じ!
全国規模の有名ラーメンチェーンのほとんどは、あえて、地域によって味を変えたりはしていない。
最近は、関西でも、雨後の筍のように増え続ける濃厚豚骨魚介の「つけめん」の味もそう!
ある有名な大阪のラーメンブロガーの方が…
「また、お前か!?」と言っているこの手の「つけめん」を出す店の味は、ほぼ、東京で食べる味と同じであることからも、それを証明している…
もちろん、異論はあると思う。
8月に大阪・日本橋に3号店を出店させた「大阪大勝軒」の松本店主に言わせると…
東京・東池袋の、あの山岸大将の「大勝軒」の味をそのまま持ち込んでも大阪では受け入れられない。
だから、魚介を軽くして、豚骨を強く…
しかし、全体的に味はライトにしている。
別に、この考えを否定するつもりはない。
しかし、私は、「大阪大勝軒」の味は、松本さんの味であって、決して「大勝軒」の味ではない…
別物と考えているし…
「大阪大勝軒」の味は、それはそれで好きだから問題はないけど…
アレンジして、改善するのならいいんだけど、改悪になってしまうのはいただけない…
ずいぶん、今回は前置きが長くなってしまったけど…
大阪だからといって、関東で修業して、苦労して習得した味を、わざわざアレンジする必要などないと、私は思っている。
先月行った「麺家 静」の例もそう!
お客さんから…
「この味では大阪では受けへんで!」と言われて、店主は悩んでいたけど…
千葉で15年間やってきた味!
自信を持ってやればいい!
それは、大阪で受けないのではなく、そのお客さんに受けなかっただけと話したら…
「自信が持てました!」
「このままの味でいきます。」
店主がそう言っていたのでよかったけど…
「らーめん そらの星」は果たして改善された味なのか?
それとも、改悪になってしまっているのか?
期待と不安が入り交じった気持ちで訪れてみることにした。
地下鉄・谷町線の「千林大宮」が最寄り駅の店!
駅を出て、店に向かうまでの国道1号線沿いには…
お洒落な焼鳥店や…

レトロな佇まいの焼肉店…

格安ふぐのチェーン店「玄品ふぐ」まであって…

こう言っては失礼だけど、この旭区の大宮って、意外と開けているんだね!
店の前までやってくると…
ライトアップされた「横浜生まれのトンコツらーめん」の看板が目立つ!

店の中に入ると、店主がひとり…
お客さんの姿はなし…
まだ、夜の6時前だから?
しかし、そんな心配は無用で…
後から5人、そして4人、さらに1人と…
お客さんが入って、ほぼ満席になった。
券売機で「海苔らーめん」の券を買って、席につく。

食券を店主に渡しながら…
「家系の店は大阪になかったからいいですよね。」と話し掛けたところ…
「お客さん、家系を知っているんですか?」
「大阪の人じゃないですよね?」と聞かれて…
そうだと答えたら…
「ちょっと、濃いめにしますか?」と言って…
ちょっと考えて…
「やはり、普通で食べてもらえます?」
望むところで…
OKすると…
家系の店ご用達の「酒井製麺」の木箱から麺を取出し、茹で始める店主!

それを見て…
「やっぱり、大阪でも、酒井製麺を使うんですね!?」と言ったところ…
「そうですね。やはり、これでないと…」
わざわざ、運賃をかけて、横浜から取り寄せているようだけど…
品質とコストを考えたら…
こんな、「家系らーめん」のスープに合う麺を造ってくれる関西の製麺所があればいいんだろうけどね…
そうして程なくしてできあがった「海苔らーめん」!
淡褐色のスープ!
海苔とほうれん草の具!
典型的な「家系らーめん」のビジュアル!



まず、問題のスープをひと口…
あれっ…
ぜんぜんライトじゃない!
そこで、店主に…
「ある、大阪の有名ラーメンブロガーの人の記事をみたところ、大阪のお客さん向けにライトにアレンジしたみたいなことが書いてあったけど、ぜんぜんそんなことないですね!」
そう話すと…
「いや~…」
「最初はそう思って、そうしていたんですけどね…」
「でもね、やっぱり、自分で納得できなくて、元に戻しました。」
その言い回しから、だいぶ苦労した様子がわかった…
スープは、見た目同様、味も、典型的な「家系らーめん」の「豚骨醤油」スープのラーメン!
豚骨の甘みに旨みがよく出た濃厚でとろみのあるスープは、最近、東京や千葉で食べた「家系らーめん」と比較しても、お世辞抜きに美味しい!
これは、丁寧に素材の下処理をして、しっかりと時間をとってスープが煮込まれているから…
美味しいスープをつくろうと、手間と時間を惜しまない店主の仕事ぶりが、この美味しいスープをつくらせている。
「味、濃いめに調整しなくて大丈夫ですか?」
店主は、気遣って、そう聞いてきたけど…
「最近、より濃いめにシフトしている家系らーめんの店の味からすると、若干、おとなしめに感じられるけど…」
「たぶん、これの方が一般受けするんじゃないかと思う。」
「普通は、これで、濃いめ、薄めの希望を聞けば完璧!」と答えたら…
すごく喜んでくれた。
そして、麺!
ややカタメに茹でられた麺はベストの茹で加減!
このカタさにして出すのが「酒井製麺」の…
この中太ストレートの麺を一番、美味しく食べる方法!
そして、チャーシューが美味しかった!
あまりに美味しいので…
実は、この後、東梅田の「お初天神通り」にできた…
兵庫・宝塚市にある「とんこつラーメン しぇからしか」の支店に行くつもりだったけど…
やめて…
このチャーシューをアテにビールをいただいてしまったほど…

最初に、食券を買って、店主に渡したときに言ったけど…
「六角屋」が撤退して、大阪唯一の「家系らーめん」の店がなくなって以来の本格的な「家系らーめん」の店!
ここ大阪に、「家系らーめん」の店が再びできて本当によかった!
店主に聞いたところ、修業先は、東京では味も、人気もトップクラスの「家系らーめん」の店「武蔵家」の中野本店!
ぜひとも、「武蔵家」で培った「家系らーめん」の味を大阪に根付かせてほしい…
PS 夜でもライス無料サービスを実施していた。
これでデフォルトの「らーめん」が600円は…
サービスよすぎじゃない…

味からしても…
サービスからしても…
絶対に流行る店!
逆に流行らなかったらおかしいと思う…



住所:大阪府大阪市旭区大宮1-7-25
電話:06-6954-7730
営業時間:11:00~21:00
定休日:木曜
アクセス:大阪市営地下鉄谷町線・千林大宮駅4番出口から徒歩6分
メニュー:らーめん(並)…600円/海苔らーめん…650円/味玉らーめん…700円/チャーシューらーめん…800円/キャベツらーめん…700円
中盛…100円増し/大盛…200円増し
ミニらーめん(小)…400円/ミニ海苔らーめん…450円/ミニ味玉らーめん…500円/ミニチャーシューらーめん…600円/ミニキャベツらーめん…500円
好み度:海苔らーめん
接客・サービス
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「横浜生まれのトンコツらーめん」!
「らーめん そらの星」☆
10月16日、大阪の旭区大宮に誕生した!
情報によると…
「家系らーめん」なんだけど、味は、大阪のお客さんの舌に合わせてライトにしているんだという…
よく、大阪では、関東の味をそのままでは受け入れられないと聞く!
しかし、本当にそうなのだろうか!?
大阪の人から関東の「うどん」について聞かれたことがある。
関東では、何故、あんなに「うどん」の「つゆ」が濃いのか!?
というもの…
同じ、感覚を持つ大阪の方は多いかもしれない。
しかし、少なくても東京の人間は、あの濃い、濃口醤油に昆布と鰹出汁の「つゆ」で「うどん」は食べない。
あの濃い「つゆ」は、「そば」を食べるためのもの!
反対に、関西風の、薄口醤油に昆布と鯖節でとった「つゆ」で「そば」を食べるだろうか!?
関東で、あの濃い「つゆ」の「うどん」が出るのは、「日本そば屋」だけ!
家庭で食べる「うどん」は、濃口醤油を使っても、もっと薄口に仕上げるし…
今や関東でも、「うどん」は、「日本そば屋」以外の店では関西風が主流である。
東京人は、濃口が好き♪
大阪人は、薄口が好き♪
確かにその傾向はあるかもしれない…
しかし、私の言いたいことは…
関東だから?
関西だから?
そういう地域とか文化からくる味の嗜好の違いは多少はあっても…
この問題は…
「そば」の「つゆ」には?
「うどん」の「つゆ」には?
どんな味の「つゆ」が合うのかということに尽きるんだと考えている。
だから、ラーメンに於いても、関東風、関西風なんてものはなく、全国一律!
要は、そのラーメンのスープが美味しいかどうかだけだと思っている。
それが証拠に、「一風堂」が東京の銀座と大阪の梅田、九州・福岡の天神で味を変えているかといえば!?
答えは、もちろんNO(ノー)!
ニューヨークでも、味はいっしょ!
京都の「天下一品」にしても同じ!
全国規模の有名ラーメンチェーンのほとんどは、あえて、地域によって味を変えたりはしていない。
最近は、関西でも、雨後の筍のように増え続ける濃厚豚骨魚介の「つけめん」の味もそう!
ある有名な大阪のラーメンブロガーの方が…
「また、お前か!?」と言っているこの手の「つけめん」を出す店の味は、ほぼ、東京で食べる味と同じであることからも、それを証明している…
もちろん、異論はあると思う。
8月に大阪・日本橋に3号店を出店させた「大阪大勝軒」の松本店主に言わせると…
東京・東池袋の、あの山岸大将の「大勝軒」の味をそのまま持ち込んでも大阪では受け入れられない。
だから、魚介を軽くして、豚骨を強く…
しかし、全体的に味はライトにしている。
別に、この考えを否定するつもりはない。
しかし、私は、「大阪大勝軒」の味は、松本さんの味であって、決して「大勝軒」の味ではない…
別物と考えているし…
「大阪大勝軒」の味は、それはそれで好きだから問題はないけど…
アレンジして、改善するのならいいんだけど、改悪になってしまうのはいただけない…
ずいぶん、今回は前置きが長くなってしまったけど…
大阪だからといって、関東で修業して、苦労して習得した味を、わざわざアレンジする必要などないと、私は思っている。
先月行った「麺家 静」の例もそう!
お客さんから…
「この味では大阪では受けへんで!」と言われて、店主は悩んでいたけど…
千葉で15年間やってきた味!
自信を持ってやればいい!
それは、大阪で受けないのではなく、そのお客さんに受けなかっただけと話したら…
「自信が持てました!」
「このままの味でいきます。」
店主がそう言っていたのでよかったけど…
「らーめん そらの星」は果たして改善された味なのか?
それとも、改悪になってしまっているのか?
期待と不安が入り交じった気持ちで訪れてみることにした。
地下鉄・谷町線の「千林大宮」が最寄り駅の店!
駅を出て、店に向かうまでの国道1号線沿いには…
お洒落な焼鳥店や…

レトロな佇まいの焼肉店…

格安ふぐのチェーン店「玄品ふぐ」まであって…

こう言っては失礼だけど、この旭区の大宮って、意外と開けているんだね!
店の前までやってくると…
ライトアップされた「横浜生まれのトンコツらーめん」の看板が目立つ!

店の中に入ると、店主がひとり…
お客さんの姿はなし…
まだ、夜の6時前だから?
しかし、そんな心配は無用で…
後から5人、そして4人、さらに1人と…
お客さんが入って、ほぼ満席になった。
券売機で「海苔らーめん」の券を買って、席につく。

食券を店主に渡しながら…
「家系の店は大阪になかったからいいですよね。」と話し掛けたところ…
「お客さん、家系を知っているんですか?」
「大阪の人じゃないですよね?」と聞かれて…
そうだと答えたら…
「ちょっと、濃いめにしますか?」と言って…
ちょっと考えて…
「やはり、普通で食べてもらえます?」
望むところで…
OKすると…
家系の店ご用達の「酒井製麺」の木箱から麺を取出し、茹で始める店主!

それを見て…
「やっぱり、大阪でも、酒井製麺を使うんですね!?」と言ったところ…
「そうですね。やはり、これでないと…」
わざわざ、運賃をかけて、横浜から取り寄せているようだけど…
品質とコストを考えたら…
こんな、「家系らーめん」のスープに合う麺を造ってくれる関西の製麺所があればいいんだろうけどね…
そうして程なくしてできあがった「海苔らーめん」!
淡褐色のスープ!
海苔とほうれん草の具!
典型的な「家系らーめん」のビジュアル!



まず、問題のスープをひと口…
あれっ…
ぜんぜんライトじゃない!
そこで、店主に…
「ある、大阪の有名ラーメンブロガーの人の記事をみたところ、大阪のお客さん向けにライトにアレンジしたみたいなことが書いてあったけど、ぜんぜんそんなことないですね!」
そう話すと…
「いや~…」
「最初はそう思って、そうしていたんですけどね…」
「でもね、やっぱり、自分で納得できなくて、元に戻しました。」
その言い回しから、だいぶ苦労した様子がわかった…
スープは、見た目同様、味も、典型的な「家系らーめん」の「豚骨醤油」スープのラーメン!
豚骨の甘みに旨みがよく出た濃厚でとろみのあるスープは、最近、東京や千葉で食べた「家系らーめん」と比較しても、お世辞抜きに美味しい!
これは、丁寧に素材の下処理をして、しっかりと時間をとってスープが煮込まれているから…
美味しいスープをつくろうと、手間と時間を惜しまない店主の仕事ぶりが、この美味しいスープをつくらせている。
「味、濃いめに調整しなくて大丈夫ですか?」
店主は、気遣って、そう聞いてきたけど…
「最近、より濃いめにシフトしている家系らーめんの店の味からすると、若干、おとなしめに感じられるけど…」
「たぶん、これの方が一般受けするんじゃないかと思う。」
「普通は、これで、濃いめ、薄めの希望を聞けば完璧!」と答えたら…
すごく喜んでくれた。
そして、麺!
ややカタメに茹でられた麺はベストの茹で加減!
このカタさにして出すのが「酒井製麺」の…
この中太ストレートの麺を一番、美味しく食べる方法!
そして、チャーシューが美味しかった!
あまりに美味しいので…
実は、この後、東梅田の「お初天神通り」にできた…
兵庫・宝塚市にある「とんこつラーメン しぇからしか」の支店に行くつもりだったけど…
やめて…
このチャーシューをアテにビールをいただいてしまったほど…

最初に、食券を買って、店主に渡したときに言ったけど…
「六角屋」が撤退して、大阪唯一の「家系らーめん」の店がなくなって以来の本格的な「家系らーめん」の店!
ここ大阪に、「家系らーめん」の店が再びできて本当によかった!
店主に聞いたところ、修業先は、東京では味も、人気もトップクラスの「家系らーめん」の店「武蔵家」の中野本店!
ぜひとも、「武蔵家」で培った「家系らーめん」の味を大阪に根付かせてほしい…
PS 夜でもライス無料サービスを実施していた。
これでデフォルトの「らーめん」が600円は…
サービスよすぎじゃない…

味からしても…
サービスからしても…
絶対に流行る店!
逆に流行らなかったらおかしいと思う…



住所:大阪府大阪市旭区大宮1-7-25
電話:06-6954-7730
営業時間:11:00~21:00
定休日:木曜
アクセス:大阪市営地下鉄谷町線・千林大宮駅4番出口から徒歩6分
メニュー:らーめん(並)…600円/海苔らーめん…650円/味玉らーめん…700円/チャーシューらーめん…800円/キャベツらーめん…700円
中盛…100円増し/大盛…200円増し
ミニらーめん(小)…400円/ミニ海苔らーめん…450円/ミニ味玉らーめん…500円/ミニチャーシューらーめん…600円/ミニキャベツらーめん…500円
好み度:海苔らーめん

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