2009.06.29
東池袋大勝軒 八王子店【弐】
訪問日:2009年6月29日(月)

本日一軒目に、「煮干し鰮らーめん 圓」で、上質な煮干し風味のラーメンをいただいた私が、次に向かったのが、こちら「東池袋大勝軒 八王子店」!
こちらの店は、実は、失礼ながら、「煮干し鰮らーめん 圓」の「押さえ」で考えていた店…
というのも、「煮干し鰮らーめん 圓」は、不定休で電話番号非公開という…
遠くから訪ねるものにとっては辛いものがある店で…
営業していない場合を想定して、「押さえ」を作っておく必要があった…
しかし、幸い、店は営業していて、こちらの店に来る必要はなくなったはずなんだけど…
「煮干し鰮らーめん 圓」で、2種類のスープのラーメンを食べるつもりが、本日は1種類しか用意されていなかったため…
まだ、多少、お腹に余裕があったので…
こちらの店でも連食していく気になった。
以前に店のあった場所から移転した、こちら「東池袋大勝軒 八王子店」!
今日が2回目!
新たな場所に移ってからははじめての訪問になる。
しかし、前回の訪問は、2007年の3月だったから…
もう2年3ヵ月ぶりの訪問になるんだね…
前回は、およそ大勝軒らしくない「もりそば」をいただいた。
切り刃14番の…
縮れの大きい太麺が麺に使われた「もりそば」!
この麺は、自家製麺だったんだけど…
某製麺所のつくる麺にそっくり!
知らずに、最初に「もりそば」が出されたときには…
「まさか?」と自分の目を疑った…
東池袋大勝軒といえば、定番の切り刃17番の太麺ストレートの自家製麺が使われているという認識を持っていた。
ただし、一部の限られた店では、「東池袋大勝軒」の名を名乗りながら、自家製麺を怠り、この製麺所の麺を使う店があった…
なぜ、そんなことをするのか!?
閉口していたところに…
これが出されたので…
暗い気持ちになった…
すぐさま、店の人に確かめてみたところ…
製麺所の麺ではなく、自家製麺であるとわかって…
「ホッ」としたけど…
食べてみると…
このイミテーションの麺は、製麺所の麺の太さと縮れ具合を真似ただけで…
小麦の旨味が感じられる…
模倣した麺とは比べものにならない美味しい麺だったので、そこはよかったんだけど…
この、切り刃14番の太麺にした意味は何があったのだろうか!?
スープとの絡みは悪くなるし…
だいいち、麺が主張しすぎて、サラッとした「東池袋大勝軒」のつけダレには合わない…
そして、麺に縮れを付けたのが大いに疑問で…
これをすることによって、つけダレとの絡みがよくなると思ったのかもしれないけど…
「東池袋大勝軒」の麺のよさでもあり…
「もりそば」を食べるときの醍醐味でもある「のどごし」のよさを犠牲にしてしまった…
その当時は、この縮れの強い太麺は、夜営業のみの提供だったけど…
今はどうなっているんだろう!?
そんなことを考えながら、店の前までやってきて…
店に入っていくと…
まだ、11時30分を回ったところだというのに、すでに満席!
店の中のベンチで、お客さんが1人待ちの状態!
時間の割りには、ずいぶん盛況!
まずは、券売機で食券を買う。
事前にネットで、この期間限定の「カレーもり」があることは知っていて、気にはなっていたんだけど…

ここに、「太麺」の文字を発見!
ただし、「通常麺」とあるので、普通に出される麺は、あの麺ではないようだけどね…

しかし、これよりもっと気になったメニューがあった!
それは「塩もり」!

ちょっと前に、携帯の「超らーナビ」限定メニューで、「東池袋大勝軒」で「塩もりそば」をやったという情報は知っていたけど…
「東池袋大勝軒」系の店のレギュラーメニューに「塩もり」があるのを見たのははじめて。
「味噌もり」は、いくつかの店でみたことはあるけど…
「塩もり」にしたのは、もう一つ理由があって…
「小」があったこと!
券売機の注意書きによると、こちらの店の麺の量は多くて…
「中華そば」で350g。
「もりそば」で400g。

普通の店と比べて、倍の量がある!
「東池袋大勝軒」系の店の中でも、これだけの量をデフォルトで出す店は少ないんじゃないかな!?
連食のため、そう多くは食べられない…
だから「小」にしてもらったんだけど…
券売機の前にいた女性店員の方に「塩もり(小)」の量を聞いたところ…
「200gです♪」
「他の店の普通盛くらいの量ですよ!」という返事が返ってきたんだけど…
「小」にすると、普通盛価格の30円引きになるんだけど…
麺の量は半分の200gになってしまうのは…
今日の私には都合がいいけど…
普通に一杯食べるときには、普通にするか「小」にするか迷う…
彼女に食券を渡して、ベンチで待つ…
すぐに席は空いて…
一番店の奥のカウンター席に案内された。
そう待つ間もなく提供された「塩つけ(小)」!


つけダレの器がやけに大きいね!
そういえば、前もそうだったね!
もやしにニラ!
野菜がたっぷり!
さっそく、麺からいただいてみる!
この「東池袋大勝軒」定番の…
切り刃17番の太麺ストレート!
この、表面が艶々した麺は、口に含むと、ふわぁっと小麦の風味が広がる!
前に食べた麺も、製麺所の麺との違いは、この小麦の風味のよさで、悪くはなかったけど…
食感とのどごしのよさからすると、断然、こっちだね!
それに、この麺は、間違いなく「東池袋大勝軒」系の店の中では、美味しい麺を食べさせてくれる店!
水切りがいいのも、伝統的に悪い「東池袋大勝軒」の店にあっては評価できるところ!
そして、塩つけダレ!
これは、端的に言えば、タンメンの「つけめん」バージョンと言えばわかりやすいかもしれない。
鶏ガラ、ゲンコツに煮干し、鯖節、鰹節…
スープは、レギュラーの「もりそば」に使われているものといっしょだね!
動物系、魚介系のバランスがとれているスープで美味しい!
ただ、やはり、この中太ストレートの麺では、この、さらっとしたつけダレとは絡みにくい…
もちろん、これは、14番の縮れ太麺でも同じこと!
さらに麺が主張する分、さらに相性は悪くなる…
平打ちの麺にすれば、よくなるのにね!
ただ、そうすると「東池袋大勝軒」の…
「らしさ」がなくなってしまうし…
難しい…
つけダレの中から、途中で顔を出した玉子はカタ茹での茹で玉子だったけど、玉子が半分付いているだけでもよしとしたい。

チャーシューは、「東池袋大勝軒」系の店としては珍しい…
鶏チャーシューが、それも大きなものが4つも入っていて…
驚いた!
味の方はパサパサで、鶏には味付けもなされていなかったけど、塩味のつけダレにつけていただくと、そこそこ美味しくいただけた。
ただ、大きいのが4枚も要らなかったかな…
申し訳ないけど、さすがに飽きてしまった…
メンマも、噛み切れない、繊維質の強いものでダメ!
ただ、もやしとニラは塩つけダレと合っていたしよかった!
最後に、スープ割りも奥様にお願いして作ってもらったけど…
やはり、これは、タンメンだね!
「もりそば」でいだくより、「汁そば」というか、「塩ラーメン」で食べるのが正解!
でも、面白い「もりそば」が食べられてよかった!

住所:東京都八王子市東町1-3
電話:042-626-5971
営業時間:(平日)11:00~14:30/17:00~20:30
(土・日・祝)11:00~19:00
定休日:木曜日、第1/3水曜日
アクセス:JR中央線他・八王子駅北口から徒歩5分
京王線・京王八王子駅から徒歩3分
メニュー:中華そば…680円/中華そば(小)…650円/チャーシューメン…960円/メンマラーメン…960円
特製もりそば…700円/特製もりそば(小)…670円/もりチャーシュー…980円/もりメンマ…980円
あつもり…700円/もりなま(生卵)…750円/ゆでもり(ゆで卵)…750円/もりのり…800円
中華そば塩…730円/中華そば塩(小)…700円
もりそば塩…750円/もりそば塩(小)…720円
中盛り(600g)…100円/大盛り(800g)…200円
期間限定…800円
好み度:もりそば塩(小)
接客・サービス
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本日一軒目に、「煮干し鰮らーめん 圓」で、上質な煮干し風味のラーメンをいただいた私が、次に向かったのが、こちら「東池袋大勝軒 八王子店」!
こちらの店は、実は、失礼ながら、「煮干し鰮らーめん 圓」の「押さえ」で考えていた店…
というのも、「煮干し鰮らーめん 圓」は、不定休で電話番号非公開という…
遠くから訪ねるものにとっては辛いものがある店で…
営業していない場合を想定して、「押さえ」を作っておく必要があった…
しかし、幸い、店は営業していて、こちらの店に来る必要はなくなったはずなんだけど…
「煮干し鰮らーめん 圓」で、2種類のスープのラーメンを食べるつもりが、本日は1種類しか用意されていなかったため…
まだ、多少、お腹に余裕があったので…
こちらの店でも連食していく気になった。
以前に店のあった場所から移転した、こちら「東池袋大勝軒 八王子店」!
今日が2回目!
新たな場所に移ってからははじめての訪問になる。
しかし、前回の訪問は、2007年の3月だったから…
もう2年3ヵ月ぶりの訪問になるんだね…
前回は、およそ大勝軒らしくない「もりそば」をいただいた。
切り刃14番の…
縮れの大きい太麺が麺に使われた「もりそば」!
この麺は、自家製麺だったんだけど…
某製麺所のつくる麺にそっくり!
知らずに、最初に「もりそば」が出されたときには…
「まさか?」と自分の目を疑った…
東池袋大勝軒といえば、定番の切り刃17番の太麺ストレートの自家製麺が使われているという認識を持っていた。
ただし、一部の限られた店では、「東池袋大勝軒」の名を名乗りながら、自家製麺を怠り、この製麺所の麺を使う店があった…
なぜ、そんなことをするのか!?
閉口していたところに…
これが出されたので…
暗い気持ちになった…
すぐさま、店の人に確かめてみたところ…
製麺所の麺ではなく、自家製麺であるとわかって…
「ホッ」としたけど…
食べてみると…
このイミテーションの麺は、製麺所の麺の太さと縮れ具合を真似ただけで…
小麦の旨味が感じられる…
模倣した麺とは比べものにならない美味しい麺だったので、そこはよかったんだけど…
この、切り刃14番の太麺にした意味は何があったのだろうか!?
スープとの絡みは悪くなるし…
だいいち、麺が主張しすぎて、サラッとした「東池袋大勝軒」のつけダレには合わない…
そして、麺に縮れを付けたのが大いに疑問で…
これをすることによって、つけダレとの絡みがよくなると思ったのかもしれないけど…
「東池袋大勝軒」の麺のよさでもあり…
「もりそば」を食べるときの醍醐味でもある「のどごし」のよさを犠牲にしてしまった…
その当時は、この縮れの強い太麺は、夜営業のみの提供だったけど…
今はどうなっているんだろう!?
そんなことを考えながら、店の前までやってきて…
店に入っていくと…
まだ、11時30分を回ったところだというのに、すでに満席!
店の中のベンチで、お客さんが1人待ちの状態!
時間の割りには、ずいぶん盛況!
まずは、券売機で食券を買う。
事前にネットで、この期間限定の「カレーもり」があることは知っていて、気にはなっていたんだけど…

ここに、「太麺」の文字を発見!
ただし、「通常麺」とあるので、普通に出される麺は、あの麺ではないようだけどね…

しかし、これよりもっと気になったメニューがあった!
それは「塩もり」!

ちょっと前に、携帯の「超らーナビ」限定メニューで、「東池袋大勝軒」で「塩もりそば」をやったという情報は知っていたけど…
「東池袋大勝軒」系の店のレギュラーメニューに「塩もり」があるのを見たのははじめて。
「味噌もり」は、いくつかの店でみたことはあるけど…
「塩もり」にしたのは、もう一つ理由があって…
「小」があったこと!
券売機の注意書きによると、こちらの店の麺の量は多くて…
「中華そば」で350g。
「もりそば」で400g。

普通の店と比べて、倍の量がある!
「東池袋大勝軒」系の店の中でも、これだけの量をデフォルトで出す店は少ないんじゃないかな!?
連食のため、そう多くは食べられない…
だから「小」にしてもらったんだけど…
券売機の前にいた女性店員の方に「塩もり(小)」の量を聞いたところ…
「200gです♪」
「他の店の普通盛くらいの量ですよ!」という返事が返ってきたんだけど…
「小」にすると、普通盛価格の30円引きになるんだけど…
麺の量は半分の200gになってしまうのは…
今日の私には都合がいいけど…
普通に一杯食べるときには、普通にするか「小」にするか迷う…
彼女に食券を渡して、ベンチで待つ…
すぐに席は空いて…
一番店の奥のカウンター席に案内された。
そう待つ間もなく提供された「塩つけ(小)」!


つけダレの器がやけに大きいね!
そういえば、前もそうだったね!
もやしにニラ!
野菜がたっぷり!
さっそく、麺からいただいてみる!
この「東池袋大勝軒」定番の…
切り刃17番の太麺ストレート!
この、表面が艶々した麺は、口に含むと、ふわぁっと小麦の風味が広がる!
前に食べた麺も、製麺所の麺との違いは、この小麦の風味のよさで、悪くはなかったけど…
食感とのどごしのよさからすると、断然、こっちだね!
それに、この麺は、間違いなく「東池袋大勝軒」系の店の中では、美味しい麺を食べさせてくれる店!
水切りがいいのも、伝統的に悪い「東池袋大勝軒」の店にあっては評価できるところ!
そして、塩つけダレ!
これは、端的に言えば、タンメンの「つけめん」バージョンと言えばわかりやすいかもしれない。
鶏ガラ、ゲンコツに煮干し、鯖節、鰹節…
スープは、レギュラーの「もりそば」に使われているものといっしょだね!
動物系、魚介系のバランスがとれているスープで美味しい!
ただ、やはり、この中太ストレートの麺では、この、さらっとしたつけダレとは絡みにくい…
もちろん、これは、14番の縮れ太麺でも同じこと!
さらに麺が主張する分、さらに相性は悪くなる…
平打ちの麺にすれば、よくなるのにね!
ただ、そうすると「東池袋大勝軒」の…
「らしさ」がなくなってしまうし…
難しい…
つけダレの中から、途中で顔を出した玉子はカタ茹での茹で玉子だったけど、玉子が半分付いているだけでもよしとしたい。

チャーシューは、「東池袋大勝軒」系の店としては珍しい…
鶏チャーシューが、それも大きなものが4つも入っていて…
驚いた!
味の方はパサパサで、鶏には味付けもなされていなかったけど、塩味のつけダレにつけていただくと、そこそこ美味しくいただけた。
ただ、大きいのが4枚も要らなかったかな…
申し訳ないけど、さすがに飽きてしまった…
メンマも、噛み切れない、繊維質の強いものでダメ!
ただ、もやしとニラは塩つけダレと合っていたしよかった!
最後に、スープ割りも奥様にお願いして作ってもらったけど…
やはり、これは、タンメンだね!
「もりそば」でいだくより、「汁そば」というか、「塩ラーメン」で食べるのが正解!
でも、面白い「もりそば」が食べられてよかった!

住所:東京都八王子市東町1-3
電話:042-626-5971
営業時間:(平日)11:00~14:30/17:00~20:30
(土・日・祝)11:00~19:00
定休日:木曜日、第1/3水曜日
アクセス:JR中央線他・八王子駅北口から徒歩5分
京王線・京王八王子駅から徒歩3分
メニュー:中華そば…680円/中華そば(小)…650円/チャーシューメン…960円/メンマラーメン…960円
特製もりそば…700円/特製もりそば(小)…670円/もりチャーシュー…980円/もりメンマ…980円
あつもり…700円/もりなま(生卵)…750円/ゆでもり(ゆで卵)…750円/もりのり…800円
中華そば塩…730円/中華そば塩(小)…700円
もりそば塩…750円/もりそば塩(小)…720円
中盛り(600g)…100円/大盛り(800g)…200円
期間限定…800円
好み度:もりそば塩(小)

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2009.06.29
煮干し鰮らーめん 圓
訪問日:2009年6月29日(月)

町田市の郊外にあった「勇次」&「オードリー」!
昼は「中華そば」の「勇次」…
夜は「とんこつらぁめん」の「オードリー」として暖簾を掛け替えて営業していた…
この二毛作店が閉店したのは今年の2月15日…
25年間の寿司職人生活にピリオドを打って、ラーメン店を開業したという…
異色の経歴の店主が営む店で…
前々から行ってみたいと思っていた…
しかし、場所柄、町田という、あまり行く機会のない地にあって…
しかも、最寄り駅の町田駅からバス便で向かわねばならないアクセスの悪さもあって…
なかなか行けずにいるうちに…
突然に閉店してしまった…
しかし、すぐさま、復活の知らせ!
「煮干し鰮らーめん 圓」という屋号で八王子に移転!
しかも、駅からさほど遠くない場所に、5月23日にオープンするという情報が入ってきた!
これは嬉しいニュース♪
八王子も遠いことは遠いけど…
前よりもだいぶ行きやすくなる!
ただ、それでも…
気持ちは、すぐにでも行きたかったんだけど…
なかなか、こちら方面に来る用事がなくて…
結局、今日まで訪問が延び延びになってしまった…
店は、目抜き通りのから路地に入った先にあった。
開店直後の11時5分に店に入っていくと…
すでに3人のお客さんが入っていた…
券売機にコインを入れようとしたところ…
「豚骨煮干らーめん」と「豚骨煮干らーめん 大盛」のボタンの下に赤い×マークが点灯していた…

「つけ麺」や「限定」のボタンは、上から紙で覆われて、食券が買えないようにしてあって…
どうやら今日は…
「煮干正油らーめん」に「煮干うす口正油らーめん」の2種のラーメンのみの販売になるようだ…
「煮干うす口正油らーめん」の券を買い求めて…
席につき、カウンターの上に券を置く。
厨房には店主と奥様(?)の2人…
店主は、平ざるで麺上げを行なっているところだった。
大きい深めの平ざるで「ビシッ!ビシッ!」と小気味のいい音をたてて湯切りをする店主!
スープは雪平鍋で温めている…
チャーシューは、使う都度に切り出していて…
丁重な仕事ぶりが見てとれた。
そうして作られた「煮干正油らーめん」が先客に出されて…
続いて、同じ手順で作られた「煮干うす口正油らーめん」が私に出された。


美しい!
いかにもラーメンらしい容姿のラーメン!
スープからは、ほんのりとした煮干しの香り!
スープをいただくと…
煮干し、煮干しした「伊藤」のようなスープではなく…
カメリアラードで食べさせる「永福町大勝軒」風のものともぜんぜん違う…
エグミのない煮干し…
油も少なめで…
ラードや煮干しオイルではなく、鶏油が使われているようだった…
この鶏清湯スープの…
「鶏ガラ煮干し」のスープは、ガツーンとくる煮干しの旨味は感じられなかったけど…
この、上品な煮干し風味のスープは、煮干し出汁の味噌汁が好きな人のように、本当に煮干しが好きな人には好かれる…
そんなスープに感じられた…
それと、煮干しだけではなく、鶏と鯖節や鰹節の節系出汁の旨味あって…
私は好きだな!
こんなふうに、煮干しの風味が生かされたスープ♪
薄口醤油が使われているから、より、出汁の旨味が感じられたのかもしれない。
この煮干し風味のスープに絡む麺は、中太ストレートの自家製麺。
製麺室の中には、「有芽小麦」が用いられた千葉製粉の「花象シリーズ」の小麦粉の袋が積み上がっていたけど…
壁に貼ってあった自家製麺の説明書き通り、変わった小麦粉か使われているんだね!
でも、この麺は、ツルツルシコシコと食べられる…
食感のいい麺で…
麺自体は旨味が感じられる美味しい麺だった!
ただ、スープとの絡みはもう一歩かな…
せっかくの美味しいスープだったし…
旨味のある麺だったので…
惜しい!
メンマは太くてやわらかい…
好みのものだったし…
チャーシューは、厚みのあるもので、味も悪くなかった!

そして、味玉も…
ラーメン王・石神秀幸さんが絶賛した…
さすが「勇次」の玉子!
というほどのものでもなかったけど…
普通に美味しくいただけた!

食べ終わって、店主と少し話をさせてもらった。
「今日は、豚骨煮干しはないんですね!?」と話し掛けてみたところ…
「今、スープを作っているところなんですけど、間に合いませんでした。」
「豚骨は、スープを作るのに2日間掛かってしまいますので…」
「すいません。」
「2杯、食べられようとされました?」
「どちらから、来られました?」
一言、質問したら…
逆に、店主から矢継ぎ早に質問を浴びせかけられてしまった。
どこから来たかを答えて…
今日は、最初に「煮干うす口正油」を食べて、次に「豚骨煮干」を食べるつもりであったことを告げたところ…
「それは、遠いところからわざわざ、お越しいただいたのに、申し訳ありませんでした。」
本当に申し訳なさそうに謝られてしまった…
そこで…
「煮干正油らーめん」と「煮干うす口正油らーめん」の違いについて…
違いがあるのなら、もう一杯食べてみようと思って…
店主に聞いてみたところ…
「煮干正油らーめんは、普通の醤油ラーメンとして食べてもらえるように、あまり、煮干しの癖が感じられないように仕上げています。」
「薄口は、煮干正油らーめんの醤油ダレを薄口醤油に変えて、煮干しの風味を感じてもらおうと思って作りました。私は、こちらの方が好きです。」
さらに…
「豚骨煮干しは、簡単に言えば、豚骨スープに煮干しを加えたもの…」
「煮干しのエグミもあえて出して、煮干しオイルも使って、豚骨スープに負けないガツーンとした仕上がりになっています。」
丁寧に商品説明をしてくれた…
ちなみに、煮干し正油は濃口醤油…
薄口正油は薄口醤油…
豚骨煮干しは再仕込醤油と…
3種類の異なる醤油を使い分けているようだ。

ただ、聞く限りは、そう大きな差はないように感じられたのと…
「ぜひ、また来てください!」と店主に言われて…
今日のところは、「煮干正油らーめん」を食べるのはやめにした!
でも、次回は…
「豚骨煮干らーめん」とともに!
一度は発売したのに、今はやめていて…
また再開するという「つけ麺」をペアで食べに来ると決心して席を立った!
最初、気難しそうに見えた店主は、意外に気さくで、よくしゃべる男(ひと)だった。
味もいいし、雰囲気もよかったので、また訪問するのが楽しみ♪

住所:東京都八王子市横山町21-21
電話:非公開
営業時間:11:00~15:00/17:00~21:00
定休日:不定休
アクセス:JR中央線他・八王子駅北口から徒歩6分
メニュー:煮干正油らーめん…650円(数量限定・大盛不可)/煮干うす口正油らーめん…650円(数量限定・大盛不可)/豚骨煮干らーめん…650円/豚骨煮干らーめん 大盛…650円
好み度:煮干うす口正油らーめん
接客・サービス
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町田市の郊外にあった「勇次」&「オードリー」!
昼は「中華そば」の「勇次」…
夜は「とんこつらぁめん」の「オードリー」として暖簾を掛け替えて営業していた…
この二毛作店が閉店したのは今年の2月15日…
25年間の寿司職人生活にピリオドを打って、ラーメン店を開業したという…
異色の経歴の店主が営む店で…
前々から行ってみたいと思っていた…
しかし、場所柄、町田という、あまり行く機会のない地にあって…
しかも、最寄り駅の町田駅からバス便で向かわねばならないアクセスの悪さもあって…
なかなか行けずにいるうちに…
突然に閉店してしまった…
しかし、すぐさま、復活の知らせ!
「煮干し鰮らーめん 圓」という屋号で八王子に移転!
しかも、駅からさほど遠くない場所に、5月23日にオープンするという情報が入ってきた!
これは嬉しいニュース♪
八王子も遠いことは遠いけど…
前よりもだいぶ行きやすくなる!
ただ、それでも…
気持ちは、すぐにでも行きたかったんだけど…
なかなか、こちら方面に来る用事がなくて…
結局、今日まで訪問が延び延びになってしまった…
店は、目抜き通りのから路地に入った先にあった。
開店直後の11時5分に店に入っていくと…
すでに3人のお客さんが入っていた…
券売機にコインを入れようとしたところ…
「豚骨煮干らーめん」と「豚骨煮干らーめん 大盛」のボタンの下に赤い×マークが点灯していた…

「つけ麺」や「限定」のボタンは、上から紙で覆われて、食券が買えないようにしてあって…
どうやら今日は…
「煮干正油らーめん」に「煮干うす口正油らーめん」の2種のラーメンのみの販売になるようだ…
「煮干うす口正油らーめん」の券を買い求めて…
席につき、カウンターの上に券を置く。
厨房には店主と奥様(?)の2人…
店主は、平ざるで麺上げを行なっているところだった。
大きい深めの平ざるで「ビシッ!ビシッ!」と小気味のいい音をたてて湯切りをする店主!
スープは雪平鍋で温めている…
チャーシューは、使う都度に切り出していて…
丁重な仕事ぶりが見てとれた。
そうして作られた「煮干正油らーめん」が先客に出されて…
続いて、同じ手順で作られた「煮干うす口正油らーめん」が私に出された。


美しい!
いかにもラーメンらしい容姿のラーメン!
スープからは、ほんのりとした煮干しの香り!
スープをいただくと…
煮干し、煮干しした「伊藤」のようなスープではなく…
カメリアラードで食べさせる「永福町大勝軒」風のものともぜんぜん違う…
エグミのない煮干し…
油も少なめで…
ラードや煮干しオイルではなく、鶏油が使われているようだった…
この鶏清湯スープの…
「鶏ガラ煮干し」のスープは、ガツーンとくる煮干しの旨味は感じられなかったけど…
この、上品な煮干し風味のスープは、煮干し出汁の味噌汁が好きな人のように、本当に煮干しが好きな人には好かれる…
そんなスープに感じられた…
それと、煮干しだけではなく、鶏と鯖節や鰹節の節系出汁の旨味あって…
私は好きだな!
こんなふうに、煮干しの風味が生かされたスープ♪
薄口醤油が使われているから、より、出汁の旨味が感じられたのかもしれない。
この煮干し風味のスープに絡む麺は、中太ストレートの自家製麺。
製麺室の中には、「有芽小麦」が用いられた千葉製粉の「花象シリーズ」の小麦粉の袋が積み上がっていたけど…
壁に貼ってあった自家製麺の説明書き通り、変わった小麦粉か使われているんだね!
でも、この麺は、ツルツルシコシコと食べられる…
食感のいい麺で…
麺自体は旨味が感じられる美味しい麺だった!
ただ、スープとの絡みはもう一歩かな…
せっかくの美味しいスープだったし…
旨味のある麺だったので…
惜しい!
メンマは太くてやわらかい…
好みのものだったし…
チャーシューは、厚みのあるもので、味も悪くなかった!

そして、味玉も…
ラーメン王・石神秀幸さんが絶賛した…
さすが「勇次」の玉子!
というほどのものでもなかったけど…
普通に美味しくいただけた!

食べ終わって、店主と少し話をさせてもらった。
「今日は、豚骨煮干しはないんですね!?」と話し掛けてみたところ…
「今、スープを作っているところなんですけど、間に合いませんでした。」
「豚骨は、スープを作るのに2日間掛かってしまいますので…」
「すいません。」
「2杯、食べられようとされました?」
「どちらから、来られました?」
一言、質問したら…
逆に、店主から矢継ぎ早に質問を浴びせかけられてしまった。
どこから来たかを答えて…
今日は、最初に「煮干うす口正油」を食べて、次に「豚骨煮干」を食べるつもりであったことを告げたところ…
「それは、遠いところからわざわざ、お越しいただいたのに、申し訳ありませんでした。」
本当に申し訳なさそうに謝られてしまった…
そこで…
「煮干正油らーめん」と「煮干うす口正油らーめん」の違いについて…
違いがあるのなら、もう一杯食べてみようと思って…
店主に聞いてみたところ…
「煮干正油らーめんは、普通の醤油ラーメンとして食べてもらえるように、あまり、煮干しの癖が感じられないように仕上げています。」
「薄口は、煮干正油らーめんの醤油ダレを薄口醤油に変えて、煮干しの風味を感じてもらおうと思って作りました。私は、こちらの方が好きです。」
さらに…
「豚骨煮干しは、簡単に言えば、豚骨スープに煮干しを加えたもの…」
「煮干しのエグミもあえて出して、煮干しオイルも使って、豚骨スープに負けないガツーンとした仕上がりになっています。」
丁寧に商品説明をしてくれた…
ちなみに、煮干し正油は濃口醤油…
薄口正油は薄口醤油…
豚骨煮干しは再仕込醤油と…
3種類の異なる醤油を使い分けているようだ。

ただ、聞く限りは、そう大きな差はないように感じられたのと…
「ぜひ、また来てください!」と店主に言われて…
今日のところは、「煮干正油らーめん」を食べるのはやめにした!
でも、次回は…
「豚骨煮干らーめん」とともに!
一度は発売したのに、今はやめていて…
また再開するという「つけ麺」をペアで食べに来ると決心して席を立った!
最初、気難しそうに見えた店主は、意外に気さくで、よくしゃべる男(ひと)だった。
味もいいし、雰囲気もよかったので、また訪問するのが楽しみ♪

住所:東京都八王子市横山町21-21
電話:非公開
営業時間:11:00~15:00/17:00~21:00
定休日:不定休
アクセス:JR中央線他・八王子駅北口から徒歩6分
採点:★★★★★ |
メニュー:煮干正油らーめん…650円(数量限定・大盛不可)/煮干うす口正油らーめん…650円(数量限定・大盛不可)/豚骨煮干らーめん…650円/豚骨煮干らーめん 大盛…650円
好み度:煮干うす口正油らーめん

接客・サービス

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2007.03.23
東池袋大勝軒 八王子店
訪問日:2007年3月23日

3月の23杯目は、「大勝軒@八王子」の「特製もりそば」!
15時15分!
八王子駅に着いた私は、本日2軒目のラーメンをいただくため、「八王子大勝軒 」に向かった!
今月20日に閉店した「東池袋大勝軒」系列の店!
しかし、店に着くと…
暖簾が出ていない…
ガラス戸に「5時からの営業になります。」の貼紙…
あらら…
通し営業だと思っていたのに…
仕方がない…
気を取り直して、用事を済ませてから再訪することにする…
17時15分!
暖簾がかかっているのを確認して、店のガラス戸を開けて入っていく…
券売機で「特製もりそば」の食券を買って、カウンター越しに奥様に渡し…
空いているテーブル席へついた…

しかし、この店!
流行ってるね!
夜の部開店から15分で、既にカウンター席は全て埋まり、テーブル席にもお客さんが入っている。
私が10人目のお客として入店した後も、お客さんの入店は続く…
行列こそできなかったけど、お客さんが帰ったら入るというバターンで…
常にほぼ満員に近い状態が続いて…
大盛況!
私の注文した「特製もりそば」ができたようで…
奥様が持ってきてくれた。


ずいぶんたっぷりのつけダレ!
具は、なると、海苔、茹で玉子半分、チャーシュー…
「東池袋大勝軒」系の伝統的スタイル!
しかし、茹で玉子は固茹でのそれではなく半熟状態!

チャーシューも全く臭みのないものが3枚も入っていて…
よかった♪
麺は…
少し褐色がかった太麺!
麺の太さは切り歯14番ぐらい…
縮れもあって、まるで見た目は某製麺所の麺のよう…
一瞬、「東池袋大勝軒」系の某店同様、製麺所の麺を採用したのかと思った…
しかし、こちらの麺は小麦粉の香りがするし、小麦粉の密度が高い!
今まで食べた「東池袋大勝軒」系の店の麺ではいちばん美味しい麺かもしれない!
ちょうど、業者が小麦粉の入った袋を運び入れに来て…
「かちどき製粉・特75」と印字された25kg入りの袋を2袋…
「かちどき製粉・サンブリッジ」を1袋…
この小麦粉を使って麺づくりをするんだろうね…
ただ、「東池袋大勝軒」の、このさらっとしたつけダレに、この太麺では…
絡みが悪い上に、麺が、つけダレに勝ってしまっていて…
ミスマッチに思えた…
それと、縮れを入れたことで、せっかくの喉越しの良さが損なわれてしまったのが残念…

奥様に聞いたところ…
この太麺は、夜の部17時からの提供だそうで、昼間は中太麺になるよう…
わたしは何も知らずに、ただ出された太麺を食べたんだけど、右隣りのお客さんが食べていたのは「東池袋大勝軒」っぽい中太麺で、黄色い色をしたストレートの麺だった…
この麺も選べるなら、絶対、こっちにしたのに…
後の祭…
それと、麺の量が多いのもこの店の特徴!
標準で「もりそば」だと380g。
「中華そば」で330gある。
さらに、大盛りにすると、麺の量が2倍!

美味しい麺をいっぱい食べてもらいたいという店主の配慮によるものだそうだけど…
そのせいか、学生客が多く見かけられた!
私の座ったテーブルには、後から来た男子学生3人が座ったんだけど…
そのうちの1人!
わたしの隣の学生さんが注文した「野菜もり」はド迫力!
つけダレの上にはこんもりと野菜が盛られ、その上に大量の鰹節!
メニューにはない「もりそば」だけど、学生さんの会話を聞いていたら…
「これで100円増しだから得だよ!」と言っていたので…
これはいいかもしれない!
つけダレの味は、典型的な甘・辛・酸の「東池袋大勝軒」の味そのもの…
「東池袋大勝軒」なきあと…
伝統を受け継ぎ守っていく店の一つになると思う…
テーブル席だったので、店主とはあまり会話ができなかった…
それでも、帰りがけに20日の閉店の日に「東池袋大勝軒」に行ったことを告げると…
「ああ!そうですか!」と顔を輝かし…
「わたしも19日に行ってきました…」
「すごいお客さんに、報道人でしたね…」
「お店がなくなっちゃうのは寂しいですけど、その分、わたしたちが頑張らないと!」
最後は力強く語ってくれた!



住所:東京都八王子市中町11-4
電話:042-626-5971
アクセス:JR中央線、八高線・八王子駅北口より放射線通りを進み、長崎屋の角を左へ。その先右側。徒歩約5分
営業時間:(平日)11:00~15:00、17:00~20:30
(土・日・祝)11:00~20:30
定休日:木曜日、第1/3水曜日
メニュー:特製もりそば…650円、中華そば…630円、中華そば(小)…630円、大盛中華そば…750円、メンマラーメン…910円、チャーシュー麺…930円
特製もりそば(小)…620円、あつもり…650円、もりなま…700円、ゆでもり…700円、もりのり…750円、大盛もりそば…770円、もりメンマ…930円、もりチャーシュー…950円
塩ラーメン…630円、塩もり…650円
好み度:特製もりそば
接客・サービス

3月の23杯目は、「大勝軒@八王子」の「特製もりそば」!
15時15分!
八王子駅に着いた私は、本日2軒目のラーメンをいただくため、「八王子大勝軒 」に向かった!
今月20日に閉店した「東池袋大勝軒」系列の店!
しかし、店に着くと…
暖簾が出ていない…
ガラス戸に「5時からの営業になります。」の貼紙…
あらら…
通し営業だと思っていたのに…
仕方がない…
気を取り直して、用事を済ませてから再訪することにする…
17時15分!
暖簾がかかっているのを確認して、店のガラス戸を開けて入っていく…
券売機で「特製もりそば」の食券を買って、カウンター越しに奥様に渡し…
空いているテーブル席へついた…

しかし、この店!
流行ってるね!
夜の部開店から15分で、既にカウンター席は全て埋まり、テーブル席にもお客さんが入っている。
私が10人目のお客として入店した後も、お客さんの入店は続く…
行列こそできなかったけど、お客さんが帰ったら入るというバターンで…
常にほぼ満員に近い状態が続いて…
大盛況!
私の注文した「特製もりそば」ができたようで…
奥様が持ってきてくれた。


ずいぶんたっぷりのつけダレ!
具は、なると、海苔、茹で玉子半分、チャーシュー…
「東池袋大勝軒」系の伝統的スタイル!
しかし、茹で玉子は固茹でのそれではなく半熟状態!

チャーシューも全く臭みのないものが3枚も入っていて…
よかった♪
麺は…
少し褐色がかった太麺!
麺の太さは切り歯14番ぐらい…
縮れもあって、まるで見た目は某製麺所の麺のよう…
一瞬、「東池袋大勝軒」系の某店同様、製麺所の麺を採用したのかと思った…
しかし、こちらの麺は小麦粉の香りがするし、小麦粉の密度が高い!
今まで食べた「東池袋大勝軒」系の店の麺ではいちばん美味しい麺かもしれない!
ちょうど、業者が小麦粉の入った袋を運び入れに来て…
「かちどき製粉・特75」と印字された25kg入りの袋を2袋…
「かちどき製粉・サンブリッジ」を1袋…
この小麦粉を使って麺づくりをするんだろうね…
ただ、「東池袋大勝軒」の、このさらっとしたつけダレに、この太麺では…
絡みが悪い上に、麺が、つけダレに勝ってしまっていて…
ミスマッチに思えた…
それと、縮れを入れたことで、せっかくの喉越しの良さが損なわれてしまったのが残念…

奥様に聞いたところ…
この太麺は、夜の部17時からの提供だそうで、昼間は中太麺になるよう…
わたしは何も知らずに、ただ出された太麺を食べたんだけど、右隣りのお客さんが食べていたのは「東池袋大勝軒」っぽい中太麺で、黄色い色をしたストレートの麺だった…
この麺も選べるなら、絶対、こっちにしたのに…
後の祭…
それと、麺の量が多いのもこの店の特徴!
標準で「もりそば」だと380g。
「中華そば」で330gある。
さらに、大盛りにすると、麺の量が2倍!

美味しい麺をいっぱい食べてもらいたいという店主の配慮によるものだそうだけど…
そのせいか、学生客が多く見かけられた!
私の座ったテーブルには、後から来た男子学生3人が座ったんだけど…
そのうちの1人!
わたしの隣の学生さんが注文した「野菜もり」はド迫力!
つけダレの上にはこんもりと野菜が盛られ、その上に大量の鰹節!
メニューにはない「もりそば」だけど、学生さんの会話を聞いていたら…
「これで100円増しだから得だよ!」と言っていたので…
これはいいかもしれない!
つけダレの味は、典型的な甘・辛・酸の「東池袋大勝軒」の味そのもの…
「東池袋大勝軒」なきあと…
伝統を受け継ぎ守っていく店の一つになると思う…
テーブル席だったので、店主とはあまり会話ができなかった…
それでも、帰りがけに20日の閉店の日に「東池袋大勝軒」に行ったことを告げると…
「ああ!そうですか!」と顔を輝かし…
「わたしも19日に行ってきました…」
「すごいお客さんに、報道人でしたね…」
「お店がなくなっちゃうのは寂しいですけど、その分、わたしたちが頑張らないと!」
最後は力強く語ってくれた!



住所:東京都八王子市中町11-4
電話:042-626-5971
アクセス:JR中央線、八高線・八王子駅北口より放射線通りを進み、長崎屋の角を左へ。その先右側。徒歩約5分
営業時間:(平日)11:00~15:00、17:00~20:30
(土・日・祝)11:00~20:30
定休日:木曜日、第1/3水曜日
メニュー:特製もりそば…650円、中華そば…630円、中華そば(小)…630円、大盛中華そば…750円、メンマラーメン…910円、チャーシュー麺…930円
特製もりそば(小)…620円、あつもり…650円、もりなま…700円、ゆでもり…700円、もりのり…750円、大盛もりそば…770円、もりメンマ…930円、もりチャーシュー…950円
塩ラーメン…630円、塩もり…650円
好み度:特製もりそば

接客・サービス

2007.03.15
中華そば専門店 吾衛門
訪問日:2007年3月15日

3月の17杯目は、「中華そば 吾衛門@西八王子」の「中華そば」!
最新の石神本「石神秀幸選定 本物のラーメンベスト300」のニューカマーの1店として選出された店!
しかし、店主の石川さんの話によると…
「石神さんは、昨年、はじめてフラッと来られて…」
「この店、前からありました?」と聞いてきたらしく…
それまでは、この店の存在を知らなかったようだ…
実は、このお店!
ニューカマーといっても、この西八王子の地に開業して10年のベテラン店!
そして、450円でラーメンが食べられるお店!
ただ、ここ、西八王子には、その上を行く100円ラーメンの店もある…
今でも100円でラーメンが食べられるという「満腹亭」は、その超低価格のラーメンとともに、ジャニーズの「タッキー」こと滝沢秀明さんが小学校時代によく食べに来ていた店としても有名!
ただ、100円のラーメン!
味の保障をしろっていうのは無理な話しだよね…
こちらのラーメンを100円ラーメンといっしょに論ずるつもりは毛頭ないけど…
でも、いくら「石神本」に取り上げられたとは言っても…
450円という低価格が逆にネックとなっていたのも事実…
「期待できないんじゃない…」かと…
勝手に思い込んでいた…
店の場所は、西八王子北口の駅前通りを左回りに道沿いに歩き、甲州街道に出て、横断歩道を渡った左斜め前!
店名の入った黄色いテントが目印!
駅からすぐの場所にあった!
15時5分!
お店の引戸を開けて入っていくと…
この時間でも先客3名。
通し営業で、この時間でもやっているということが功を奏しているのかもしれないけど…
私が滞在した20分弱の間に後客5名…
地元のお客さんで賑わっていた。
店の奥に向かって延びるL型カウンターの…
長手方向の、店の奥から数えて3番目の席に腰を下ろして…
「中華そば」を注文!

それと…
一番安いメニューを注文して、恥ずかしかったけど…
「石神本」に付いていたクーポンの切り取りを渡して…
海苔1枚増しのサービスを受けた…
こちらの店…
失礼だけど、店の外観とは裏腹に、店の中は意外にキレイ!
客席も厨房も掃除が行き届いていて清潔!
麺が木箱から出され、石川店主の手により揉み解される!
木箱には、製麺所の名前はなく、ただ、積み重ねられた木箱と木箱の間に「千葉製粉」の小麦粉の袋が敷かれていた…
聞くのを忘れてしまったけど、自家製麺なのだろうか?
厨房には、石川店主の他に、若い店員さんが一人!
二人でラーメンをつくっていた。
「お待たせしました!」
カウンターの上にできあがった「中華そば」が置かれる!


赤みがかった濃口醤油のスープに刻んだ玉葱が浮かぶ「八王子ラーメン」のビジュアル!
ご当地「八王子ラーメン」は、長葱を使わず、替わりに玉葱が使われる…
玉葱が入らないように、用心深くレンゲにスープをとり、味見をしてみる…
少し甘味を感じる醤油味のさっぱりとしたスープ!
しかし、豚骨をベースにしたスープには、鰹や鯖の節系出汁の旨味も出ている!
そして、スープ表面に浮かぶ豚の腹脂がコクを引き出している。
石川店主に聞いたら…
魚介出汁には鰹節、鯖節の他、煮干し、宗田節も使っているということで…
この煮干しがアクセントとしてスープに変化を与えている!
美味しい…
とても450円で食べられるラーメンのスープとは思えない!
麺は、中細の縮れ麺!
スープとのバランスがいい麺です!
低加水の麺は、適度にスープを含んで、とても美味しくいただけた!
さっぱりした醤油味のラーメンは、単調で最後の方に飽きてしまうこともある…
しかし、こちらの「中華そば」は麺もスープも美味しいので、最後のスープの一滴まで飽きることなくいただけた。
具のチャーシューは濃いめの味付けがなされていたけど、私好みの味♪
メンマも歯応えがよくていい感じだったし…
それに、あまりラーメンに玉葱を入れるのを好まない私が、今日のスープは不思議に許せた。
生の玉葱を使っているとのことだったけど、玉葱独特の苦みがなく、玉葱の甘味が、この醤油スープと合っていたのでそう感じたのかな…
クーポンによるサービス分も含めて5枚も入っていた海苔は、こういうシンプルな醤油味のスープに合うね!
再認識させられた!
「中華そば」を食べ終えて…
空になった丼をカウンターの上に上げて…
「なぜ、これだけ質の高いラーメンを450円で出せるんですか!?」
「中華そば」を食べた印象を話した上で、石川店主に聞いてみた…
「そうやってわかっていただける人がいればいいのですけど…」
「正直、利益は薄いです…」
「でも、この価格でやってきたし…」
「これからも、お客さんに美味しいラーメンを安く食べてもらいたいです!」
石川店主は、そう語ってくれた。

この金額で、私はこれだけレベルの高いラーメンを食べたことがない…
近くにお寄りの際は、騙されたと思って一度、この石川店主のつくる「中華そば」を食べてほしい!
看板だけで、高いお金を取るラーメン店のラーメンを食べるのがバカバカしくなるのが心配だけど…


住所:東京都八王子市千人町3-3-3
電話:0426-63-6861
アクセス:JR中央線・西八王子駅北口から徒歩3分
営業時間:11:30~20:00
定休日:日曜・祝日
メニュー:中華そば…450円、ネギラーメン…600円、メンマラーメン…600円、チャーシューメン…700円、ネギメンマラーメン…800円、メンマチャーシューメン…850円、ネギチャーシューメン…850円
好み度:中華そば
接客・サービス

3月の17杯目は、「中華そば 吾衛門@西八王子」の「中華そば」!
最新の石神本「石神秀幸選定 本物のラーメンベスト300」のニューカマーの1店として選出された店!
しかし、店主の石川さんの話によると…
「石神さんは、昨年、はじめてフラッと来られて…」
「この店、前からありました?」と聞いてきたらしく…
それまでは、この店の存在を知らなかったようだ…
実は、このお店!
ニューカマーといっても、この西八王子の地に開業して10年のベテラン店!
そして、450円でラーメンが食べられるお店!
ただ、ここ、西八王子には、その上を行く100円ラーメンの店もある…
今でも100円でラーメンが食べられるという「満腹亭」は、その超低価格のラーメンとともに、ジャニーズの「タッキー」こと滝沢秀明さんが小学校時代によく食べに来ていた店としても有名!
ただ、100円のラーメン!
味の保障をしろっていうのは無理な話しだよね…
こちらのラーメンを100円ラーメンといっしょに論ずるつもりは毛頭ないけど…
でも、いくら「石神本」に取り上げられたとは言っても…
450円という低価格が逆にネックとなっていたのも事実…
「期待できないんじゃない…」かと…
勝手に思い込んでいた…
店の場所は、西八王子北口の駅前通りを左回りに道沿いに歩き、甲州街道に出て、横断歩道を渡った左斜め前!
店名の入った黄色いテントが目印!
駅からすぐの場所にあった!
15時5分!
お店の引戸を開けて入っていくと…
この時間でも先客3名。
通し営業で、この時間でもやっているということが功を奏しているのかもしれないけど…
私が滞在した20分弱の間に後客5名…
地元のお客さんで賑わっていた。
店の奥に向かって延びるL型カウンターの…
長手方向の、店の奥から数えて3番目の席に腰を下ろして…
「中華そば」を注文!

それと…
一番安いメニューを注文して、恥ずかしかったけど…
「石神本」に付いていたクーポンの切り取りを渡して…
海苔1枚増しのサービスを受けた…
こちらの店…
失礼だけど、店の外観とは裏腹に、店の中は意外にキレイ!
客席も厨房も掃除が行き届いていて清潔!
麺が木箱から出され、石川店主の手により揉み解される!
木箱には、製麺所の名前はなく、ただ、積み重ねられた木箱と木箱の間に「千葉製粉」の小麦粉の袋が敷かれていた…
聞くのを忘れてしまったけど、自家製麺なのだろうか?
厨房には、石川店主の他に、若い店員さんが一人!
二人でラーメンをつくっていた。
「お待たせしました!」
カウンターの上にできあがった「中華そば」が置かれる!


赤みがかった濃口醤油のスープに刻んだ玉葱が浮かぶ「八王子ラーメン」のビジュアル!
ご当地「八王子ラーメン」は、長葱を使わず、替わりに玉葱が使われる…
玉葱が入らないように、用心深くレンゲにスープをとり、味見をしてみる…
少し甘味を感じる醤油味のさっぱりとしたスープ!
しかし、豚骨をベースにしたスープには、鰹や鯖の節系出汁の旨味も出ている!
そして、スープ表面に浮かぶ豚の腹脂がコクを引き出している。
石川店主に聞いたら…
魚介出汁には鰹節、鯖節の他、煮干し、宗田節も使っているということで…
この煮干しがアクセントとしてスープに変化を与えている!
美味しい…
とても450円で食べられるラーメンのスープとは思えない!
麺は、中細の縮れ麺!
スープとのバランスがいい麺です!
低加水の麺は、適度にスープを含んで、とても美味しくいただけた!
さっぱりした醤油味のラーメンは、単調で最後の方に飽きてしまうこともある…
しかし、こちらの「中華そば」は麺もスープも美味しいので、最後のスープの一滴まで飽きることなくいただけた。
具のチャーシューは濃いめの味付けがなされていたけど、私好みの味♪
メンマも歯応えがよくていい感じだったし…
それに、あまりラーメンに玉葱を入れるのを好まない私が、今日のスープは不思議に許せた。
生の玉葱を使っているとのことだったけど、玉葱独特の苦みがなく、玉葱の甘味が、この醤油スープと合っていたのでそう感じたのかな…
クーポンによるサービス分も含めて5枚も入っていた海苔は、こういうシンプルな醤油味のスープに合うね!
再認識させられた!
「中華そば」を食べ終えて…
空になった丼をカウンターの上に上げて…
「なぜ、これだけ質の高いラーメンを450円で出せるんですか!?」
「中華そば」を食べた印象を話した上で、石川店主に聞いてみた…
「そうやってわかっていただける人がいればいいのですけど…」
「正直、利益は薄いです…」
「でも、この価格でやってきたし…」
「これからも、お客さんに美味しいラーメンを安く食べてもらいたいです!」
石川店主は、そう語ってくれた。

この金額で、私はこれだけレベルの高いラーメンを食べたことがない…
近くにお寄りの際は、騙されたと思って一度、この石川店主のつくる「中華そば」を食べてほしい!
看板だけで、高いお金を取るラーメン店のラーメンを食べるのがバカバカしくなるのが心配だけど…


住所:東京都八王子市千人町3-3-3
電話:0426-63-6861
アクセス:JR中央線・西八王子駅北口から徒歩3分
営業時間:11:30~20:00
定休日:日曜・祝日
メニュー:中華そば…450円、ネギラーメン…600円、メンマラーメン…600円、チャーシューメン…700円、ネギメンマラーメン…800円、メンマチャーシューメン…850円、ネギチャーシューメン…850円
好み度:中華そば

接客・サービス
