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訪問日:2020年10月31日(土)

ラーメン きく屋【弐】-1

本日は、東大阪市にある『極汁美麺 umami』のやじさんこと矢島店主と行く宮城ミニラーメンツアー🚙

一軒目に『麺匠 独眼流』
二軒目に『中華蕎麦 會』でいただいて、三軒目に向かったのは、福島県との県境に近い宮城県丸森町にある『ラーメン きく屋』!


こちらの店は、東京・新宿の『麺屋武蔵』で修業した店主が宮城県に帰郷して、柴田町のJR東北本線船岡駅近くに『麺屋ろっきん』を2010年5月17日にオープン!
その後、店主の実家である宮城県丸森町にあった『寿司長』に場所を移転して、屋号も新たに2014年4月30日にリニューアルオープンした店!


5月の終わりに1度訪問して、「淡口(うすくち)ラーメン」「濃口ラーメン」の2種類のラーメンをいただいた。
店おすすめの「淡口ラーメン」は、こちらの店を訪れた先人のブログや飲食サイトのレビューから、メニュー名通りの淡口(うすくち)な味わいのスープのラーメンだと思ったのに


ラードが香味油に使われたスープで、名前とは裏腹に、こってり感もある。
そして、魚醤がカエシに使われたスープは、若干、癖も感じられるスープで!


いい意味で裏切られた。
しかし、詳しくは、前回のブログを見ていただければと思いますが


とても美味しかったし😋
個性的な味わいのスープでよかった♪

驚かされたのは「濃口ラーメン」😮
こちらは名前通り、濃いめの味わいのカエシが使われていて、前回のブログには



鶏ガラにゲンコツがベースとなった動物系スープに背黒の煮干しをガツンと聞かせて!
鯖節、鰹節のうま味も入れたスープに濃いめの醤油ダレのカエシを合わせたスープは


『めとき』
引退してしまった目時店主が作った『永福町大勝軒』系の店では、最高峰にある味わいのスープ♪


東京・新大久保のコリアンタウンから、少し外れた路地を入っていったところにある
最初に訪ねたときには、こんなところに店があるのかと驚かされた店でいただいた、大ベテランの店主が作ったスープを彷彿させるスープで、絶品♪

そこで、そんな感想を店主に話すと
店主からは

「実は、当時、新宿の『麺屋武蔵』にいました。」
「『めとき』は、とても好きなラーメンでした。」


「でも。『めとき』の味わいのラーメンだなんて…」
店主はそう言って、恐縮していたけど




こんなことを記していたていたけど
『めとき』をオマージュしたような味わいのラーメンが東北で食べられるなんて思ってなかったので、めっちゃ驚かされた。

13時40分過ぎに店に到着すと
店の左横にある駐車場には数台の車が駐車していて

さらに、入店すると
店内は満席のようで、ベンチに座って待つお客さんがいた。

さすが、県内屈指の人気店!
こんな時間でも流行ってる♪


店内にあったウェイティングボードに名前と人数を書いて、外に出て、待つ。
少し待つうちに、こちらの店の心地のいい接客が嬉しいお姉さんから名前を呼ばれて入店!


ラーメン きく屋【弐】-2

カウンター席へと案内されて
メニューを見ると

ラーメン きく屋【弐】-3

提供されているメニューは「煮干そば」の1種類のみ!
こちらの店では9月にスープのリニューアルが行われて


従来の「淡口ラーメン」に「濃口ラーメン」が「中華そば」と「煮干そば」に替わる!
しかし、「中華そば」のスープの完成が遅れていて、「煮干そば」だけでスタートしたという情報だったけど


まだ、「中華そば」は販売されていなかった。
2種類あれば、やじさんとシェアして食べる予定だったのに


ないなら、仕方がない。
2人とも「煮干そば」をオーダー!


少し待つうちに、店主により2個作りされた「煮干そば」が完成!
豚モモ肉の焼豚が3枚にメンマなるとカイワレ、海苔と刻み玉ねぎがキレイに盛りつけられた醤油ラーメン♪


ラーメン きく屋【弐】-4ラーメン きく屋【弐】-5

まずは、以前同様、スープをラードが覆う熱々のスープを、フーフー吐息をかけながら、用心深くいただくと
スープは以前の「濃口ラーメン」のスープと同じなのかな!?

ラーメン きく屋【弐】-6

鶏ガラにゲンコツがベースとなった動物系スープに背黒の煮干しをガツンときかせて!
鯖節、鰹節のうま味も入れた味わいのスープで!


ただし、カエシは「濃口ラーメン」の濃いめの醤油ダレのカエシではなく、「淡口ラーメン」のカエシを合わせたような
薄口醤油と濃口醤油をブレンドしたようなカエシが使われていた。

そして、香味油に使われたカメリアラードと思われるラードの風味と香りが、たまらなくよくて♪
ラードがスープにうま味とコクを与えていて、スゴく美味しい
😋

ただ、個人的には、『めとき』をオマージュして作ったかのような
リニューアル前の「濃口ラーメン」の方が好みだったな

中細ストレートの自家製麺は、こちらは、リニューアルされていないようで
以前とかわらない、つるっとした食感の麺で!

ラーメン きく屋【弐】-7

啜り心地がよくて、のど越しのいい麺で!
しなやかなコシもあって!


それに、小麦粉のうま味が、しっかりと感じられるのがよかったし♪
スープとの絡みもまずまず!


豚モモ肉のスモークチャーシューは、その薫香がたまらなくよくて!
やや、噛み応えのあるチャーシューだったけど


でも、噛めば、肉のうま味が滲み出てくる美味しいチャーシューで😋
前回のブログにも書かせていただいたけど

もし、このチャーシューが、単品トッピングで用意されていたら
トッピングして食べる価値のある逸品に思えたし♪

ラーメン きく屋【弐】-8

シナコリな食感のメンマも、とてもよくて!
細かく刻まれたネギがスープと合っていたのもよかったし♪


最後は、スープも全部飲み干して完食♪
ご馳走さまでした。




メニュー:煮干中華…800円
煮玉子入り…+100円/各大盛り…+150円

お子様ラーメン(小学生まで)…400円/まぜごはん…150円


きく屋



関連ランキング:ラーメン | 丸森駅



好み度:煮干中華star_s40.gif
接客・サービスstar_s40.gif

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訪問日:2020年5月28日(木)

ラーメン きく屋-1

本日のランチは、宮城県の県南・丸森町にある『ラーメン きく屋』へ!

「ミシュランガイド宮城2017」ミシュランプレート掲載店。
最新の食べログ宮城ラーメン人気ランキングでも7位にランキングされる店!


さらに、仙台の同業のラーメン店の店主からも、美味しいと評判の店だったので!
ネットで調べてみると


90年代終わりから2000年の初めに掛けて一世風靡した東京・新宿の『麺屋武蔵』出身の店主が、まず、『麺屋ろっきん』として、宮城県の柴田町に2010年5月17日にオープン!
その後、店主の実家である宮城県丸森町にあった『江戸前 寿司長』に場所を移転して、屋号も変更して、2014年4月30日にリニューアルオープンした店のようで


創業から10年!
移転オープンしてからも6年も経つ店だったんだね!


近くにあれば、すぐにでも食べに行きたいところだけど
仙台市内からは、車で1時間30分以上掛かることもあって、GWになったら訪問しようと思っていたところ…

Twitterで、4月26日から5月10日まで、新型コロナウイルス感染症防止のため、営業を自粛中だという情報を知った。
さらに、その後も土日の営業を自粛していたので、訪問できず


今日、ようやく、県南に行く用事があったので、念願の訪問を果たすことができた♪
しかし、実際にはハラハラドキドキ


というのも、午前中に終わるはずの予定が大幅に押して、店へとやって来たのは13時40分過ぎ!
14時までの営業の店で、まず、営業時間内にやって来れるのか心配だったし
😓

それに、100食のみの販売と聞いていたので
人気店なので、閉店前に売り切れてしまう危険もある

しかし、店頭に「営業中」と書かれた立て札を見つけて
ホット一息😌

入店すると
左にはオープンキッチンの厨房があって、中には店主と思われる男性が1人。

そのオープンキッチンの厨房と対面するカタチで設けられたカウンター5席の席には、十分すぎるほどのソーシャルディスタンスをとって、左右の端に分かれて、2人のお客さんが座っていて
店の右側にあった座敷には、4組あった4人掛けのに2組のお客さんがいた。

ただ、こんな、閉店まで20分を切った時間だから
人気店でも、お客さんの数は、こんなもんなんだろうね

「いらっしゃいませ♪」
キレイなスタッフの女子からの挨拶に迎えられて!


「最初に手を洗っていただけますか!?」と言われて😅
手の指の間から手首まで、よく洗って、ハンカチで拭いていると、席へと案内してくれたんだけど

今は、何処の店でも、入口に除菌スプレーが置いてあって
手を消毒してから入店するよう言われたこともあったけど

手洗いをお願いされたのは初めて!
これは、入口近くに洗面器があったからこそ、できることかもしれないけど


スプレーによる除菌よりも菌を死滅させるには確実な方法なので!
いい方法だと思う♪


席について、メニューを見ながら
「淡口(うすくち)と濃口(こいくち)の両方を注文してもいいですか!?」とスタッフの女子に尋ねると…

「両方、食べていただけるのですか!?」
「ありがとうございます♪」
と笑顔で言われたんたけど…

人気店の場合、連食するのを禁止している店もあるのに
こんな風に喜んでもらえる店もあるんだね♪

ラーメン きく屋-2

「どちらを先にお作りしましょうか!?」と言われて…
「淡口」からお願いすると

さっそく、厨房にいた店主に注文が告げられて
「淡口ラーメン」を作り始める店主!

しかし、『麺屋武蔵』のラーメンといったら
鶏ガラと豚骨を主体とした動物系スープと、鰹節、煮干しでとる魚介系スープを合わせた、当時は、二刀流スープと言われたダブルスープなのが特徴!

そして、基本は「あっさり」のラーメン!
しかし、リクエストすれば海老油を加えた「こってり」味にもしてくれる。


こちらの店では、「淡口」、「濃口」というメニュー表記にしているけど、基本的には『麺屋武蔵』と同じなのかな!?
と思ったけど、ネットの情報では

「淡口」は、魚醤を使用した淡い味わいのカエシを合わせた、あっさりとした味わいのスープで!
「濃口」は、濃口醤油の濃いめのカエシを合わせた、魚介出汁強めのスープということで!


香味油で、「淡麗(あっさり)」と「濃厚(こってり)」を作るのではなく
カエシで「淡口」、「濃口」を作っているということみたいだった。

そうして、まず、先に運ばれてきた「淡口ラーメン」は、豚モモ肉の焼豚が2枚にメンマなると、海苔と細かく刻まれたネギがキレイに盛りつけられた
「淡口」のメニュー名通り、スープの醤油の色合いが淡めの醤油ラーメン!

ラーメン きく屋-4ラーメン きく屋-5

まずは、スープをいただくと
熱っ😫

ラーメン きく屋-6

スープ表面に浮く香味油は熱したラードで!
熱々
🔥

そんな情報、聞いてないよ😓
ネットでは鶏油という情報だったのに😅

さらにスープは、ネットでは、あっさりとか、淡い味わいのスープという情報だったけど
鶏ガラにゲンコツと思われる動物系スープに煮干し、昆布などの乾物を合わせて

これに、分量少なめのカエシで味付けた味わいのスープで!
これだけだったら、確かに淡い味わいだったかもしれないけど


熱したラードを加えることで、スープにパンチとコクが与えられて!
決して、あっさりとした味わいのスープではないよね
😅

それに、このスープは後半から本領を発揮する。
最初は、ラードの熱さで、出汁のうま味もよくわからなかったけど
😅

スープが冷めてくるに従って、魚介出汁のうま味が顔を出してきて
魚醤の甘味が強く感じられるようになって!

ちょっと、魚醤が癖に感じられる人もいるかもしれないけど
個性的で、ここでしか食べられないオンリーワンな味わいのスープなのが、とてもいい♪

そして、ネット情報では、蕎麦のような食感だという中細ストレートの自家製麺は
つるっとした食感の啜り心地がよくて、のど越しのいい麺で!

ラーメン きく屋-7

しなやかなコシのある麺で!
それに、小麦粉のうま味が、しっかりと感じられて♪


スープとの絡みもまずまずで、よかった。
ただ、蕎麦っぽいかというと、ちょっと微妙
😅

豚モモ肉の焼豚は、スモークされていて
その薫香がたまらなくよくて!

ラーメン きく屋-8

やや、噛み応えのあるチャーシューだったけど
でも、肉のうま味も、しっかりと感じられて♪

もし、このチャーシューが、単品トッピングで用意されていたら
ぜひ、トッピングして食べてみたいと思った逸品だったし😋

シナコリな食感のメンマもよかったし!
細かく刻まれたネギがスープとよく合っていて、とてもよかったし♪


最後は、すべてスープを飲み干して完食♪
美味しかった
😋

そうして、一杯目の「淡口ラーメン」を食べ終わる寸前に提供された「濃口ラーメン」は、「淡口ラーメン」同様、豚モモ肉の焼豚メンマ、海苔!
違いは、細かく刻まれたネギが一定の場所に盛りつけられるのではなく、スープ全体に散りばめられていたこと


ラーメン きく屋-9ラーメン きく屋-10

先ほどの「淡口ラーメン」とは違って、醤油が濃いめの
醤油が香るスープをレンゲにとって、飲もうとしてたところで、手が止まった。

ラーメン きく屋-11

これも、熱したラードが使われているはずなので
そこで、フーフーと息を吹き掛けて、恐る恐るスープをいただくと

鶏ガラにゲンコツがベースとなった動物系スープに背黒の煮干しをガツンときかせて!
鯖節、鰹節のうま味も入れたスープに濃いめの醤油ダレのカエシを合わせたスープは


『めとき』
引退してしまった目時店主が作った『永福町大勝軒』系の店では、最高峰にある味わいのスープ♪


東京・新大久保のコリアンタウンから、少し外れた路地を入っていったところにある
最初に訪ねたときには、こんなところに店があるのかと驚かされた店でいただいた、大ベテランの店主が作ったスープを彷彿させるスープで、絶品♪

そこで、そんな感想を店主に話すと
店主からは

「実は、当時、新宿の『麺屋武蔵』にいました。」
「『めとき』は、とても好きなラーメンでした。」


「でも、『めとき』の味わいのラーメンだなんて…」
店主はそう言って、恐縮していたけど


しかし、今日は、連食することができて、本当によかった♪
もし、注文するときに、スタッフの女子から、連食はできないと告げられていたら、「淡口ラーメン」にしていた。


なぜなら、店のおすすめも「淡口ラーメン」ということだったし!
「淡口ラーメン」の評判が高かったので!


個人的には、こちらの店で食べるべきは「濃口ラーメン」だと思う♪
でも、まさか、『めとき』を思い出させる味わいのラーメンが、ここ宮城県の丸森町で食べられるとは


麺は、先ほど同様の、切刃22番の中細ストレート麺が合わせられていて!
つるっとした食感の麺は、啜り心地がよくて、のど越しのいい麺で!


ラーメン きく屋-12

しなやかなコシもあって!
小麦粉のうま味が感じられル麺なのもいっしょ♪


しかし、先ほどと違うのは、スープが濃くて、出汁のうま味も強いので!
スープといい感じに絡んでくれて美味しく食べさせてくれたし
😋

それに、蕎麦っぽいかというと!?
先ほどは、微妙に感じられた麺も、この濃いめの味わいのスープだと、不思議に、それっぽく感じられたし

豚モモ肉のスモークチャーシューは、薫香がたまらなくよくて♪
やや、カタめには感じられたものの、味も香りも最高の逸品だったし
😋

ラーメン きく屋-13

シナコリの食感のメンマも!
スープに散りばめられた刻みネギも、この濃いめのスープとも合っていてよかったし♪


こちらも、最後は、スープもすべて飲み干してフィニッシュ♪
どちらのラーメンも美味しかった
😋

しかし、この「濃口ラーメン」は最高に美味しくて
これは、時間と金を掛けても、食べに行くべきラーメンだと思う♪

また、来ます♪
ご馳走さまでした。


ラーメン きく屋-14

メニュー:淡口(うすくち)
ラーメン…700円/ラーメン煮玉子入り…800円

濃口(こいくち)
ラーメン…750円/ラーメン煮玉子入り…850円

各大盛り…150円
肉ごはん…150円


きく屋



関連ランキング:ラーメン | 丸森駅



好み度:淡口ラーメンstar_s40.gif
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