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2010.03.10
つけ麺 大地
訪問日:2010年3月10日(水)

フードプロデューサーの桑原才介さん!
昨年、江古田の線路脇と「江古田銀座商店街」を結ぶ狭い路地に2店のラーメン店をオープンさせた。
自らを表す「麺豪K」の名称を冠した2店。
「麺豪K」に「麺豪K その2 大地」。
うち、2店目の4月26日にオープンした「麺豪K その2 大地」が「つけ麺 大地」として、昨年11月18日にリニューアル!店からブログにリニューアルオープンの情報をいただいて、伺うつもりが延び延びになってしまっていた。
「麺豪K」に「○福大勝軒」が軒を連ねる狭い路地までやってきたところ…
「麺豪K その2 大地」は、看板だけを掛け替えて「つけ麺 大地」として営業していた。
入口脇には、はんつ遠藤さんの本に紹介されたことを示すPR看板があった。

ドアを開けて入っていくと…
お客さんの姿はなし…
厨房には、年配の店長と外国人の男性スタッフの2人。
来店したのが、13時すぎとはいえ、お客さんが1人もいないというのは寂しい…
まず、入口を入ってすぐ左にある券売機で食券を買う。
店名に「つけ麺」を冠してはいるけど、「ラーメン」もあるんだね。
でも、最初に食べるのは、やっぱり「つけ麺」!
「つけ麺 大盛」の食券を買う。

「つけ麺」の麺の量は、「普通盛」が330gと他店の中盛くらいの量があって…
「大盛」だと440gもあるので迷ったけど…
料金が同じなので欲張って、「大盛」にしてしまった…

なお、半ライス無料サービスが実施されていて、貼紙には14時まで…
券売機には15時までとなっていたけど…
どっちが正しいの?


まあ、440gの大盛にしてしまったから、半ライスは必要ないけどね…
券売機の脇には、女性向けの髪留めがあったりして、サービスはいい!
こちらの店!

席に座ろうとすると、外国人スタッフの人が、わざわざカウンターの向こうの厨房から出て、冷水の入ったコップを持ってきて待っていてくれた。
この外国人スタッフによって、麺が茹でられていく!
ガシャ!
音を立ててテボが跳ね上がり、麺の茹で上がりを知らせる…
オートマチック!
そして、よくシメられた麺と、つけダレがお盆に載せられ、カウンター越しではなく、また、わざわざ外国人スタッフの人が厨房からホールに出てきて手元まで持ってきてくれた。


出された麺は440gの麺の量にしては、ばかに少ない…
目分量で240~250gくらいか…
おかしいと思ったので、店長に聞いてみたところ…
茹で上がり後の量であるという。
そして…
「みんな、何処の店でもそうですよ。」
そんなことはない…
圧倒的に、茹で上がり前の量を表示する店が多いし…
茹で上がり後の表示をしている店は、実際の茹で上がり前の麺の量の倍の量…
つまり、もともとの麺の量が200gだったら、表示は400gのように表示している店を何店か知っている…
根拠は、茹でると、麺は約倍の量に膨らむからということだったけど…
どうも、嘘っぽい…
実際には1.7倍くらい…
なので、私は、この茹で上がり後の麺表示をしている店は、胡散臭い気がして好きになれない…
ただし…
麺自体は、よさそうな感じ!

艶々とした麺…
表面に黒いボツボツの斑点。
これは、もしかして全粒粉!?
麺だけをいただくと…
ふくよかな小麦粉の香り♪
そして、豊かな小麦の旨みを感じる!
これは、国産小麦の全粒粉で作った麺に間違いない!
そこで、店長に確かめてみると…
「石臼で挽いた全粒粉を使っています。」という…
「石臼挽きとは!」
江別製粉の粉を使っているのか?
でも、こちらの店…
自家製麺の店ではない。
桑原さんとともに「麺豪K」を共同経営しているのが「富多屋生麺」の渡辺代表で、当然、「富多屋生麺」の麺を使っているはず…
そう思って、店長に聞いてみたところ…
「京都の製麺所の麺を使ってます。」
意外な答えが返ってきた。
しかし「馳走麺 狸穴」、「麺屋 蕃茄」といった昨年末から今年にかけて開店した新店でも京都の製麺所の麺を使っているけど…
麺は今、京都がブーム?
さらに突っ込んで、製麺所の名前を確かめようとしたけど…
直接は答えずに…
「第一旭で使っているところですよ。」
ということは、近藤製麺か?
今時の「つけ麺」の麺としては細い、この麺!
つけダレにつけて食べたら、そのよさがわかった。
つけダレは、いわゆる、豚骨魚介の一種ではあるけど、さほど濃厚ではなく、適度にトロミがついているといった感じで…
鶏と野菜の風味が強い。
特に野菜を多様しているようで、そのおかげで、しつこさはなく食べやすい。
こういうつけダレだったから、あまり太い麺よりも、中太の、これくらいの麺の方が、つけダレと絡みやすくていい!
つるっとした喉越しのよさも特筆すべきところ…
しかし、このつけダレのトロミは何だろう?モミジとか豚足とかの動物系によるものではなさそう…
野菜だろうけど…
じゃがいもでもなさそうだし…
そこで、再び、店長に探りを入れると…
「米ですよ。」
「このスープをつくりあげるのに6年間かかりました。」
ずいぶんと大きく出た発言だったけど、時間をかけて完成させた苦労の結晶!
美味しくいただけました。
具のチャーシューにメンマは、量がちょっとチープ…
味は、特別なものはないけど、普通に美味しい。
最後に、スープ割りをお願いしたら、猪口に入れられた割りスープが提供された。

こちらの店で、これは便利と思ったのは、つけダレのタレがカウンターの上に置いてあって、味を濃くすることができること!
普通につけダレに入れてもいいし、割りスープを入れすぎてしまった際にも役立つ!

最後に、スープ割りをお願いしたら、猪口に入れられた割りスープが提供された。
こちらの店で、これは便利と思ったのは、つけダレのタレがカウンターの上に置いてあって、味を濃くすることができること!
普通につけダレに入れてもいいし、割りスープを入れすぎてしまった際にも役立つ!
最後にスープ割りもすべて飲み干して完食したところで…
「これ、よかったらどうぞ!」
「風邪を引かれているんじゃないかと思いまして…」
私が咳をしていたのをみていたようで…
「これ、風邪に効くんですよ!」
店長がサービスで出してくれたのは、柚子に蜂蜜が掛けられたデザート!柚子の酸味を、蜂蜜が円やかにして食べやすくさせていて、これはイケる!
思わず完食!
お気づかい、ありがとうございました。


PS しかし、私が滞在中に訪れたお客さんは1人だけ…
これだけの味と麺があれば、もっと入っていいはずなのに…
帰りに「麺豪K」の前を通ったら、ちょうど3人の学生さんが出てきたところで、中にも、若い男性客の姿もみえた。

ここ、江古田は学生の街…
やっぱ、学生受けするガッツリ、コッテリのラーメンじゃないと、お客さんは入らないのかな…

住所:東京都練馬区栄町4-2
電話:03-3948-0037
営業時間:11:00~15:00/17:00~21:00 ※スープ切れ次第終了
定休日:月曜 ※祝日の場合は営業
アクセス:西武池袋線・江古田駅南口を出て線路沿いを下り方面に進み2つ目の路地を入った左側。姉妹店の「らーめん伝説 麺豪K」の斜め向かい
メニュー:つけ麺(並盛)…700円/つけ麺(大盛)…700円/つけ麺(特盛)…800円
つけ麺全部のせ(並盛)…1000円/つけ麺全部のせつけ麺(大盛)…1000円/つけ麺全部のせつけ麺(特盛)…1100円
醤油ラーメン(並盛)…700円/醤油ラーメン(大盛)…700円/味玉醤油ラーメン(並盛)…800円/味玉醤油ラーメン(大盛)…800円
好み度:つけ麺
接客・サービス
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フードプロデューサーの桑原才介さん!
昨年、江古田の線路脇と「江古田銀座商店街」を結ぶ狭い路地に2店のラーメン店をオープンさせた。
自らを表す「麺豪K」の名称を冠した2店。
「麺豪K」に「麺豪K その2 大地」。
うち、2店目の4月26日にオープンした「麺豪K その2 大地」が「つけ麺 大地」として、昨年11月18日にリニューアル!店からブログにリニューアルオープンの情報をいただいて、伺うつもりが延び延びになってしまっていた。
「麺豪K」に「○福大勝軒」が軒を連ねる狭い路地までやってきたところ…
「麺豪K その2 大地」は、看板だけを掛け替えて「つけ麺 大地」として営業していた。
入口脇には、はんつ遠藤さんの本に紹介されたことを示すPR看板があった。

ドアを開けて入っていくと…
お客さんの姿はなし…
厨房には、年配の店長と外国人の男性スタッフの2人。
来店したのが、13時すぎとはいえ、お客さんが1人もいないというのは寂しい…
まず、入口を入ってすぐ左にある券売機で食券を買う。
店名に「つけ麺」を冠してはいるけど、「ラーメン」もあるんだね。
でも、最初に食べるのは、やっぱり「つけ麺」!
「つけ麺 大盛」の食券を買う。

「つけ麺」の麺の量は、「普通盛」が330gと他店の中盛くらいの量があって…
「大盛」だと440gもあるので迷ったけど…
料金が同じなので欲張って、「大盛」にしてしまった…

なお、半ライス無料サービスが実施されていて、貼紙には14時まで…
券売機には15時までとなっていたけど…
どっちが正しいの?


まあ、440gの大盛にしてしまったから、半ライスは必要ないけどね…
券売機の脇には、女性向けの髪留めがあったりして、サービスはいい!
こちらの店!

席に座ろうとすると、外国人スタッフの人が、わざわざカウンターの向こうの厨房から出て、冷水の入ったコップを持ってきて待っていてくれた。
この外国人スタッフによって、麺が茹でられていく!
ガシャ!
音を立ててテボが跳ね上がり、麺の茹で上がりを知らせる…
オートマチック!
そして、よくシメられた麺と、つけダレがお盆に載せられ、カウンター越しではなく、また、わざわざ外国人スタッフの人が厨房からホールに出てきて手元まで持ってきてくれた。


出された麺は440gの麺の量にしては、ばかに少ない…
目分量で240~250gくらいか…
おかしいと思ったので、店長に聞いてみたところ…
茹で上がり後の量であるという。
そして…
「みんな、何処の店でもそうですよ。」
そんなことはない…
圧倒的に、茹で上がり前の量を表示する店が多いし…
茹で上がり後の表示をしている店は、実際の茹で上がり前の麺の量の倍の量…
つまり、もともとの麺の量が200gだったら、表示は400gのように表示している店を何店か知っている…
根拠は、茹でると、麺は約倍の量に膨らむからということだったけど…
どうも、嘘っぽい…
実際には1.7倍くらい…
なので、私は、この茹で上がり後の麺表示をしている店は、胡散臭い気がして好きになれない…
ただし…
麺自体は、よさそうな感じ!

艶々とした麺…
表面に黒いボツボツの斑点。
これは、もしかして全粒粉!?
麺だけをいただくと…
ふくよかな小麦粉の香り♪
そして、豊かな小麦の旨みを感じる!
これは、国産小麦の全粒粉で作った麺に間違いない!
そこで、店長に確かめてみると…
「石臼で挽いた全粒粉を使っています。」という…
「石臼挽きとは!」
江別製粉の粉を使っているのか?
でも、こちらの店…
自家製麺の店ではない。
桑原さんとともに「麺豪K」を共同経営しているのが「富多屋生麺」の渡辺代表で、当然、「富多屋生麺」の麺を使っているはず…
そう思って、店長に聞いてみたところ…
「京都の製麺所の麺を使ってます。」
意外な答えが返ってきた。
しかし「馳走麺 狸穴」、「麺屋 蕃茄」といった昨年末から今年にかけて開店した新店でも京都の製麺所の麺を使っているけど…
麺は今、京都がブーム?
さらに突っ込んで、製麺所の名前を確かめようとしたけど…
直接は答えずに…
「第一旭で使っているところですよ。」
ということは、近藤製麺か?
今時の「つけ麺」の麺としては細い、この麺!
つけダレにつけて食べたら、そのよさがわかった。
つけダレは、いわゆる、豚骨魚介の一種ではあるけど、さほど濃厚ではなく、適度にトロミがついているといった感じで…
鶏と野菜の風味が強い。
特に野菜を多様しているようで、そのおかげで、しつこさはなく食べやすい。
こういうつけダレだったから、あまり太い麺よりも、中太の、これくらいの麺の方が、つけダレと絡みやすくていい!
つるっとした喉越しのよさも特筆すべきところ…
しかし、このつけダレのトロミは何だろう?モミジとか豚足とかの動物系によるものではなさそう…
野菜だろうけど…
じゃがいもでもなさそうだし…
そこで、再び、店長に探りを入れると…
「米ですよ。」
「このスープをつくりあげるのに6年間かかりました。」
ずいぶんと大きく出た発言だったけど、時間をかけて完成させた苦労の結晶!
美味しくいただけました。
具のチャーシューにメンマは、量がちょっとチープ…
味は、特別なものはないけど、普通に美味しい。
最後に、スープ割りをお願いしたら、猪口に入れられた割りスープが提供された。

こちらの店で、これは便利と思ったのは、つけダレのタレがカウンターの上に置いてあって、味を濃くすることができること!
普通につけダレに入れてもいいし、割りスープを入れすぎてしまった際にも役立つ!

最後に、スープ割りをお願いしたら、猪口に入れられた割りスープが提供された。
こちらの店で、これは便利と思ったのは、つけダレのタレがカウンターの上に置いてあって、味を濃くすることができること!
普通につけダレに入れてもいいし、割りスープを入れすぎてしまった際にも役立つ!
最後にスープ割りもすべて飲み干して完食したところで…
「これ、よかったらどうぞ!」
「風邪を引かれているんじゃないかと思いまして…」
私が咳をしていたのをみていたようで…
「これ、風邪に効くんですよ!」
店長がサービスで出してくれたのは、柚子に蜂蜜が掛けられたデザート!柚子の酸味を、蜂蜜が円やかにして食べやすくさせていて、これはイケる!
思わず完食!
お気づかい、ありがとうございました。


PS しかし、私が滞在中に訪れたお客さんは1人だけ…
これだけの味と麺があれば、もっと入っていいはずなのに…
帰りに「麺豪K」の前を通ったら、ちょうど3人の学生さんが出てきたところで、中にも、若い男性客の姿もみえた。

ここ、江古田は学生の街…
やっぱ、学生受けするガッツリ、コッテリのラーメンじゃないと、お客さんは入らないのかな…

住所:東京都練馬区栄町4-2
電話:03-3948-0037
営業時間:11:00~15:00/17:00~21:00 ※スープ切れ次第終了
定休日:月曜 ※祝日の場合は営業
アクセス:西武池袋線・江古田駅南口を出て線路沿いを下り方面に進み2つ目の路地を入った左側。姉妹店の「らーめん伝説 麺豪K」の斜め向かい
メニュー:つけ麺(並盛)…700円/つけ麺(大盛)…700円/つけ麺(特盛)…800円
つけ麺全部のせ(並盛)…1000円/つけ麺全部のせつけ麺(大盛)…1000円/つけ麺全部のせつけ麺(特盛)…1100円
醤油ラーメン(並盛)…700円/醤油ラーメン(大盛)…700円/味玉醤油ラーメン(並盛)…800円/味玉醤油ラーメン(大盛)…800円
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「本家 第一旭 たかばし本店」…
一度は行ってみたいですけど…
私は、まだ、行ったことがありません…
ところで、第一旭系列の麺の話ですけど…
現在は「麺屋棣鄂(ていがく)」に変わっているようですね。
私も、この情報はキャッチしていました。
ただ、ブログには書きませんでしたけど、こちら「つけ麺 大地」の店長に…
「棣鄂ですか?」と聞いたところ…
違うということでしたので…
じゃあ、昔から使っていた「近藤製麺工場」(ラ-メン藤の製麺工場)の麺だなと思った次第でした。
しかし、「麺屋棣鄂(ていがく)」は破竹の勢いで勢力を伸ばしてますね!
関西ではカリスマ製麺所との異名もありますし…
私は、大阪の「鶴麺」くらいでしか食したことはありませんけど、美味しい麺だと思いました。
小鳥さん、コメントありがとうございます。
また、遊びにいらしてください。
一度は行ってみたいですけど…
私は、まだ、行ったことがありません…
ところで、第一旭系列の麺の話ですけど…
現在は「麺屋棣鄂(ていがく)」に変わっているようですね。
私も、この情報はキャッチしていました。
ただ、ブログには書きませんでしたけど、こちら「つけ麺 大地」の店長に…
「棣鄂ですか?」と聞いたところ…
違うということでしたので…
じゃあ、昔から使っていた「近藤製麺工場」(ラ-メン藤の製麺工場)の麺だなと思った次第でした。
しかし、「麺屋棣鄂(ていがく)」は破竹の勢いで勢力を伸ばしてますね!
関西ではカリスマ製麺所との異名もありますし…
私は、大阪の「鶴麺」くらいでしか食したことはありませんけど、美味しい麺だと思いました。
小鳥さん、コメントありがとうございます。
また、遊びにいらしてください。
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