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2009.03.27
来集軒
訪問日:2009年3月27日(金)

1軒目に行った「中華そば てんくう」からの連食で、本日2軒目に伺うことにしたのは「来集軒」!
こちらの店は、叔父が浅草の寿町に住んでいた関係から幼少の頃に何度か連れていってもらったラーメン店の中の一店…
もう何十年も前の話…
味は、ノスタルジックな思い出としか残っていない…
では、なぜ、今、「来集軒」なのか?
これには理由があった…
私の好きなラーメン店の一つに「つけ麺 目黒屋」がある。
こちら「つけ麺 目黒屋」では、今年1月から、メニューのリニューアルをして、新たに「鶏清湯醤油ラーメン」が加わった…
つけ麺 目黒屋【壱八】
http://ramen151e.blog71.fc2.com/blog-entry-500.html
文字通り、主に鶏出汁で食べさせる「あっさり」めのラーメンらしい…
「らしい」と言うのは、私がまだ未食だから…
そして、この新作ラーメンの目指した味が、実は「来集軒」だという…
そこで、「つけ麺 目黒屋」で食べる前に、その目指す店の味を確かめてからにしようと考えた…
つけ麺 目黒屋【壱九】
http://ramen151e.blog71.fc2.com/blog-entry-581.html
「中華そば てんくう」から「来集軒」に向かう!
しかし、途中で、ちよっと小休止して…
「かっぱ橋道具街」に寄り道していった。
こちらは、プロユースの食器や器具を売る東京を代表する問屋街!
しかし、店によっては1個からでも小売りしてくれる店もある…
私が訪れたのは、そんな店の中の1店で、多くのラーメン店がラーメン丼を買い求めにやってくるる「小松屋」!



こちらの食器は高級志向で、ラーメン丼が一つ千数百円もするする。
業務用のラーメン丼が300円~400円で買えることを考えれば、価格は4倍から5倍もすることになる!
陳列されたラーメン丼の中には、「麺屋 武蔵」や「つじ田」等で使っているオリジナルのラーメン丼もあった。
ちなみに、「つけ麺 目黒屋」で使われているラーメン丼は、こちら「小松屋」の「つじ田」タイプになる…
「小松屋」を後にして、「来集軒」に向かう…
店に入っていくと、年配のおっちゃんが2人、ラーメンを食べていた。
こちらは、確か、シュウマイも美味しかったと記憶しているけど、今日は連食のため、「ラーメン」だけにして、おばちゃんに注文を入れる…

奥にみえる厨房では、もう1人、ホール担当のおばちゃんと同年代の年配のおばちゃんがラーメンを作っていた。
2人の先客のうちの1人が、ホール担当のおばちゃんに質問をしだした…
「国道4号線沿いに、暖簾分けした店がないか!?」というものだったけど…
「うちは、直接の暖簾分けの店はない!」とキッパリ!
「うちにいた人が勝手に名乗っているんじゃないか!?」と答えていた。
店内の壁一面に飾られた落語家や芸能人の色紙を見ているうちに…
そう待つこともなく運ばれてきた「ラーメン」!
見た目は、完璧に、ノスタルジックな「東京醤油ラーメン」だね!


さっそくスープをと思ったけど…
こちらの店にはレンゲがない…
おばちゃんにレンゲをもらおうとして、ふと、昔のことを思い出した…
普通の「ラーメン」を注文した場合は、レンゲが付かない店があることを…
これが、例えば、「チャーシューメン」だったりすると付くわけで…
こちらの店がそうだったかどうかは思い出せないけど…
先客の2人のおっちゃんのお客さんのうち、1人にはレンゲが付いて、もう1人にはなかったのを見て、そんなことを思い出した…
そんなわけで、レンゲは諦めて、後でスープをデッドに飲むことにして…
今日は麺からいただくことにした。
麺は、プルンプルンした食感の手打ち風の縮れ麺。
この「ノスタルジック東京ラーメン」といったスタイルの醤油ラーメンではよく使われている…
少し太めなのが特徴の卵麺で…
味、食感ともまあまあいいんじゃないかな!
ただ、1軒目に食べた「中華そば てんくう」のような小麦粉の粉が感じられるような麺ではなかったけどね…
スープは、思い描いていたものとは大きく違った…
私の記憶では、もっと澄んだスープで、表面にラードがたくさん浮いているというイメージだったんだけど…
スープは濁っていたし、油もラードではなかった…
ただ、油は鶏油かな?
スープにコクを与えていて、これはよかった!
味は、鶏ガラにゲンコツも使われているようだけど…
化調でかき消されて、あまり出汁の旨味がわからなかった…
ただ、ほんのりとした煮干しの風味だけはわかった!
チャーシューの厚さには驚かされた!
ただ、この脂身の多いチャーシューは、冷蔵庫に入っていたものをそのままカットして入れただけなので…
噛むと、冷たくて、脂身が、ちょっと気になった…
メンマも、やわらかめで、甘じょっぱい味付けの昔の支那竹タイプのもので、コリコリした好みの食感のものではなかった…
まあ、でも、よくも悪くも、「昔ながらの中華そば」という感じの一杯だったし…
長年の間、地元の方に支持されてやってこられた店に、とやかく言うこともないとは思っている…
ただ、小学生のときに浅草で喜んで食べた、あの美味しい醤油味の「ラーメン」とはだいぶ違う印象を受けた…
昔と変わらない味…
しかし、代が替わり、作り手が変われば、自然と味も変わる…
それ以前に、自分の舌も変わっているし…
ずいぶん昔の記憶だしね…
それに…
もしかしたら、当時、この辺りにはこちら「来集軒」以外にも、美味しいラーメン屋さんがあったから…
私が勘違いしているのかもしれないし…
1軒目の「中華そば てんくう」はよかったので、浅草のノスタルジックラーメン店には、また、ペアで連食で来て…
あの思い出の味探しをしてみようか…

住所:東京都台東区西浅草2-26-3
電話:03-3844-7409
営業時間:12:00~19:00
休日:火曜
アクセス:つくばエクスプレス・浅草駅から徒歩1分。東京メトロ銀座線・田原町駅も徒歩5分

メニュー:ラーメン…円/大盛ラーメン…円/ワンタンメン…円/台湾メン…円/タンメン…円/モヤシソバ…円/ミソラーメン…円/チャンポン…円/五目ソバ …円/チャーシューメン…円
ソース焼きソバ…700円/焼きソバ(カタヤキ)…800円/シューマイ…500円/チャーハン…800円/シューマイライス…850円/ライス…250円/小ライス…200円
好み度:ラーメン
接客・サービス
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1軒目に行った「中華そば てんくう」からの連食で、本日2軒目に伺うことにしたのは「来集軒」!
こちらの店は、叔父が浅草の寿町に住んでいた関係から幼少の頃に何度か連れていってもらったラーメン店の中の一店…
もう何十年も前の話…
味は、ノスタルジックな思い出としか残っていない…
では、なぜ、今、「来集軒」なのか?
これには理由があった…
私の好きなラーメン店の一つに「つけ麺 目黒屋」がある。
こちら「つけ麺 目黒屋」では、今年1月から、メニューのリニューアルをして、新たに「鶏清湯醤油ラーメン」が加わった…
つけ麺 目黒屋【壱八】
http://ramen151e.blog71.fc2.com/blog-entry-500.html
文字通り、主に鶏出汁で食べさせる「あっさり」めのラーメンらしい…
「らしい」と言うのは、私がまだ未食だから…
そして、この新作ラーメンの目指した味が、実は「来集軒」だという…
そこで、「つけ麺 目黒屋」で食べる前に、その目指す店の味を確かめてからにしようと考えた…
つけ麺 目黒屋【壱九】
http://ramen151e.blog71.fc2.com/blog-entry-581.html
「中華そば てんくう」から「来集軒」に向かう!
しかし、途中で、ちよっと小休止して…
「かっぱ橋道具街」に寄り道していった。
こちらは、プロユースの食器や器具を売る東京を代表する問屋街!
しかし、店によっては1個からでも小売りしてくれる店もある…
私が訪れたのは、そんな店の中の1店で、多くのラーメン店がラーメン丼を買い求めにやってくるる「小松屋」!



こちらの食器は高級志向で、ラーメン丼が一つ千数百円もするする。
業務用のラーメン丼が300円~400円で買えることを考えれば、価格は4倍から5倍もすることになる!
陳列されたラーメン丼の中には、「麺屋 武蔵」や「つじ田」等で使っているオリジナルのラーメン丼もあった。
ちなみに、「つけ麺 目黒屋」で使われているラーメン丼は、こちら「小松屋」の「つじ田」タイプになる…
「小松屋」を後にして、「来集軒」に向かう…
店に入っていくと、年配のおっちゃんが2人、ラーメンを食べていた。
こちらは、確か、シュウマイも美味しかったと記憶しているけど、今日は連食のため、「ラーメン」だけにして、おばちゃんに注文を入れる…

奥にみえる厨房では、もう1人、ホール担当のおばちゃんと同年代の年配のおばちゃんがラーメンを作っていた。
2人の先客のうちの1人が、ホール担当のおばちゃんに質問をしだした…
「国道4号線沿いに、暖簾分けした店がないか!?」というものだったけど…
「うちは、直接の暖簾分けの店はない!」とキッパリ!
「うちにいた人が勝手に名乗っているんじゃないか!?」と答えていた。
店内の壁一面に飾られた落語家や芸能人の色紙を見ているうちに…
そう待つこともなく運ばれてきた「ラーメン」!
見た目は、完璧に、ノスタルジックな「東京醤油ラーメン」だね!


さっそくスープをと思ったけど…
こちらの店にはレンゲがない…
おばちゃんにレンゲをもらおうとして、ふと、昔のことを思い出した…
普通の「ラーメン」を注文した場合は、レンゲが付かない店があることを…
これが、例えば、「チャーシューメン」だったりすると付くわけで…
こちらの店がそうだったかどうかは思い出せないけど…
先客の2人のおっちゃんのお客さんのうち、1人にはレンゲが付いて、もう1人にはなかったのを見て、そんなことを思い出した…
そんなわけで、レンゲは諦めて、後でスープをデッドに飲むことにして…
今日は麺からいただくことにした。
麺は、プルンプルンした食感の手打ち風の縮れ麺。
この「ノスタルジック東京ラーメン」といったスタイルの醤油ラーメンではよく使われている…
少し太めなのが特徴の卵麺で…
味、食感ともまあまあいいんじゃないかな!
ただ、1軒目に食べた「中華そば てんくう」のような小麦粉の粉が感じられるような麺ではなかったけどね…
スープは、思い描いていたものとは大きく違った…
私の記憶では、もっと澄んだスープで、表面にラードがたくさん浮いているというイメージだったんだけど…
スープは濁っていたし、油もラードではなかった…
ただ、油は鶏油かな?
スープにコクを与えていて、これはよかった!
味は、鶏ガラにゲンコツも使われているようだけど…
化調でかき消されて、あまり出汁の旨味がわからなかった…
ただ、ほんのりとした煮干しの風味だけはわかった!
チャーシューの厚さには驚かされた!
ただ、この脂身の多いチャーシューは、冷蔵庫に入っていたものをそのままカットして入れただけなので…
噛むと、冷たくて、脂身が、ちょっと気になった…
メンマも、やわらかめで、甘じょっぱい味付けの昔の支那竹タイプのもので、コリコリした好みの食感のものではなかった…
まあ、でも、よくも悪くも、「昔ながらの中華そば」という感じの一杯だったし…
長年の間、地元の方に支持されてやってこられた店に、とやかく言うこともないとは思っている…
ただ、小学生のときに浅草で喜んで食べた、あの美味しい醤油味の「ラーメン」とはだいぶ違う印象を受けた…
昔と変わらない味…
しかし、代が替わり、作り手が変われば、自然と味も変わる…
それ以前に、自分の舌も変わっているし…
ずいぶん昔の記憶だしね…
それに…
もしかしたら、当時、この辺りにはこちら「来集軒」以外にも、美味しいラーメン屋さんがあったから…
私が勘違いしているのかもしれないし…
1軒目の「中華そば てんくう」はよかったので、浅草のノスタルジックラーメン店には、また、ペアで連食で来て…
あの思い出の味探しをしてみようか…

住所:東京都台東区西浅草2-26-3
電話:03-3844-7409
営業時間:12:00~19:00
休日:火曜
アクセス:つくばエクスプレス・浅草駅から徒歩1分。東京メトロ銀座線・田原町駅も徒歩5分

メニュー:ラーメン…円/大盛ラーメン…円/ワンタンメン…円/台湾メン…円/タンメン…円/モヤシソバ…円/ミソラーメン…円/チャンポン…円/五目ソバ …円/チャーシューメン…円
ソース焼きソバ…700円/焼きソバ(カタヤキ)…800円/シューマイ…500円/チャーハン…800円/シューマイライス…850円/ライス…250円/小ライス…200円
好み度:ラーメン

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ラーメン大将
目黒屋の鶏塩を食べた時、どこのお店が目標カナと思ってましたが、来集軒なんですね。
来集軒は浅草界隈の私の未訪店のひとつで、老舗の名店だが今ひとつ評判が悪くて足が運ばず、いつも、与ろい屋に行ってしまうんです。
化調使いや冷たいチャーシュー、レンゲの有無、名店と言われる店のわりに評判悪いとこは、お客の側に立たない姿勢なんですね。
多分、幼少時とは鶏や野菜の味の出方が違うんでしょうね。私も幼少時の記憶の支那そばを追い求めて食べ歩きを初めたんですが、見つかった時は涙が出ました。
お店はきび@小川町でした。 ノスタルジックな感覚に浸りきりました。
目黒屋はどんどん美味くなってますね。繊細で丁寧な仕込みが随所に味に出てます。日曜のちょっとだけ仕込む濃厚スープのつけ麺を私は食べてます。
来集軒は浅草界隈の私の未訪店のひとつで、老舗の名店だが今ひとつ評判が悪くて足が運ばず、いつも、与ろい屋に行ってしまうんです。
化調使いや冷たいチャーシュー、レンゲの有無、名店と言われる店のわりに評判悪いとこは、お客の側に立たない姿勢なんですね。
多分、幼少時とは鶏や野菜の味の出方が違うんでしょうね。私も幼少時の記憶の支那そばを追い求めて食べ歩きを初めたんですが、見つかった時は涙が出ました。
お店はきび@小川町でした。 ノスタルジックな感覚に浸りきりました。
目黒屋はどんどん美味くなってますね。繊細で丁寧な仕込みが随所に味に出てます。日曜のちょっとだけ仕込む濃厚スープのつけ麺を私は食べてます。
2009/04/01 Wed 08:25 URL [ Edit ]
ramen151e
ラーメン大将さん!
コメントありがとうございます。
目黒さんとこの「しなそば」は、来集軒とはずいぶんと違いました…
あれだけのスープを作るんだから、それは違います…
でも、目黒さんの「来集軒」インスパイアは、ノスタルジーが感じられなかったのも事実…
私は、子供の頃に食べて美味しいと思ったノスタルジックなラーメンもまた探してみるつもりです。
コメントありがとうございます。
目黒さんとこの「しなそば」は、来集軒とはずいぶんと違いました…
あれだけのスープを作るんだから、それは違います…
でも、目黒さんの「来集軒」インスパイアは、ノスタルジーが感じられなかったのも事実…
私は、子供の頃に食べて美味しいと思ったノスタルジックなラーメンもまた探してみるつもりです。
なんだ、近くに住んでいるものですけど。
この御店が今の場所に移る前、前の御主人がご存命だった頃。
その時の味はきっと思い出の味だったと思いますよ。
この御店が今の場所に移る前、前の御主人がご存命だった頃。
その時の味はきっと思い出の味だったと思いますよ。
2014/02/20 Thu 17:21 URL [ Edit ]
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