| Home |
2009.02.11
麺匠 ヒムロク
訪問日:2009年2月11日(水)

「麺匠 ヒムロク」!
「中華そば ぜっとん(現・「BASSO ドリルマン」)」にいた方が開いた店!
本日、2月11日の「建国記念の日」にオープン!
昨日、携帯の「ラーメンバンク」でオープン情報を知って駆けつけた!
しかし、「ラーメンバンク」情報によれば、この若き店主は、「ゼットン」の前には、池袋の「無敵屋」や所沢の「麺屋 嘉藤」にもいたそうで、意外にキャリアがあるみたいだ…
西武新宿線の田無駅で下車。
駅北口から駅前に見える「LIVIN」を左に見て直進すれば、6分ほどで道の右側にある店に辿り着く!
黒い板塀が印象的な…
和モダンの佇まいを見せている店!
なかなか、お金をかけている!
11時20分に店に着くと、すでに3人が待っていた…
お祝いの花は、やはり「バッソドリルマン」から来ていた!
そして、その隣には、「三河屋製麺」からの祝花!

これで、こちらの店がどこの麺を使っているのかわかった!
「ガラガラガラ…」
引戸を開けて、上品なご婦人が店の中から現われた。
後で、店主のお母さまとわかったこちらのご婦人は…
「お寒いところどうもありがとうございます。」
「もう少ししましたら店を開けますので…」と…
わざわざ、挨拶に出てこられ、深々と頭を下げられた。
言葉通り、定刻の11時30分に暖簾を持って若き店主が現われ開店!

オープン初日は、支度が間に合わずに遅れて開店するケースが多いというのに…
初日からしっかりしている!
順番に入店して、店を入ってすぐ左に設置された自動券売機で食券を買って…
7席用意されたカウンター席についていった…
メニューはまだ「つけそば」1本のようで、「中華そば」のボタンには赤の×マークが点灯していた。

なお、「つけそば」は、普通盛200gと中盛300gの選択ができて…
さらに、大盛400gにも、わずか60円アップで増量できる良心的な価格設定がなされていた!
食券を買い求め、中盛でお願いする…
麺は、卓上の注意書きにも書いてあった通り8分を要するというので…
その間、忙しい店主ではなく、店主のお母さまとお話をさせていただいた。

「なぜ、また、この田無という地に開業されたのですか?」
「住まいが保谷なので近くでお店を探しておりました♪」
お母さまがそうお答えになる…
「三河屋製麺」の麺箱の中のビニールに包まれた1玉200gの麺を5玉半取り出すと…
9基あるテボの中に、時間差をつけて、2回に分けて放り込んでいった店主が話に加わってきた…
「昨年の6月頃開業するという話は聞いていましたけど…」と店主に聞くと…
「そうなんですよ…」
「でも、保谷で探していたんですけど、いい物件がなくて…」
なるほど…
「とら会」情報は本当だったんだ!
しかし、インテリアも和モダンで統一して、落ち着いた雰囲気を醸し出しているし…
外装だけではなく、内装にもお金をかけている!
厨房も、ピカピカの新品の厨房設備が運び込まれていて…
店主の意気込みと自信が伝わってきた!
仕事も丁重で慎重だ!
タイムラグを設けてテボに投入された麺!
最初に投入された2.5玉分の麺が茹であがると、すばやく冷水でジャブジャブと洗い、締める…
そして、しっかりと水切りされた麺が2つの器に…
それぞれ、普通盛と中盛に分けられ盛られると、修業先同様、大きめの海苔が添えられ出されていった。
そして、次の麺が茹であがる前に、つけダレを作って配ると…
最初と同じ動作で、今度は中盛の麺を2つ作りあげた!
そして、完成して出された「つけそば」!


水菜が浮き…
最後に魚粉を浮かせて出された「つけダレ」は…
修業先のものに比べて彩りがいい!
また、「つけダレ」の色も褐色で、赤みのある修業先のものとは違った…
まずは、麺だけ…
何もつけずに食べてみる。
この、コシのある讃岐うどんのような食感は…
「破顔」で食べたものと似ている…
ただ、この麺は、太さからすると、14番の切り刃で切られた麺に見える…
同じストレートの太麺でも、「破顔」で使われているものは切り刃12番の麺で、ひと回り太い。
しかし、この小麦粉の香りは何だ!
自家製麺でもないのに…
それと、しっとりと肌理細やかで小麦粉の旨味を感じるこの麺は…
製麺所の麺では、あまりお目にかかったことがない…
良質な自家製麺のような麺だった!
「ラーメン」用の麺では他の追随を許さない「三河屋製麺」が、「つけめん」用の麺でも傑作を生み出した!
つけダレにつけたら、これがまた美味しい!
思わず、店主をみて、腕を振り上げ、親指を天に突き出した!
店主も笑顔でウインクして応える!
麺について…
店主に尋ねてみたところ…
「破顔のものとは違います…」
「これは、三河屋さんに特別にお願いしてつくってもらっているんですよ!」
ここまで聞いたところで、私の浅はかさがわかってしまった…
この麺の味と食感をよく吟味すれば、普通の麺とのミキシングの違い、圧延の違いに気づくはず…
そう、これは、国産小麦とオーストリア産「シルバーハート」、そして「中力粉」もブレンドしてつくられた麺!
つまり、「中華そば ぜっとん」の麺のレシピをもとに「三河屋製麺」と店主の二人三脚でつくりあげた麺に違いない!
私の憶測を話すと…
「そうです。」と店主は肯定した。
つけダレも、いい味出してる!
豚骨、鶏ガラ、モミジの動物系と煮干し、鯖節、鰹節の魚介系で出汁をとったつけダレは濃厚!
修業先よりも豚骨は強く出ている気がしたけど…
それにも増して魚介風味の強いつけダレで、「魚粉」がなくてもじゅうぶん節系の旨味が感じられたし…
スパイシーな味付けもあってか、案外、さっぱりといただけたし…
これは、かなり好みの味!
これで無化調なんだから…
それに、オープン初日から、これだけの味を出せるというのは…
この若き店主は、もしかしたら、すごい逸材なのかもしれない…
チャーシューは、完全に修業先譲りの絶品チャーシューだったし…
最後に作ってもらった「スープ割り」も、修業先同様、やや濃いめだったけど…
スープを足してもらって、美味しくいただけたし…
これは、すごい新店ができた!
駅反対側にある店も、うかうかしてはいられないんじゃないかな!
最後に、「中華そば」の提供時期を尋ねたところ…
「来月からは始めたいと思っているんですけど…」
「一人で(仕込みから営業まで)やっているので…」と言っていたから…
しばらくは、様子見をしながら始めることになりそう…

住所:東京都西東京市田無町3-9-10
電話:なし
営業時間:11:30~16:00 ※スープがなくなり次第終了
休日:水曜
アクセス:西武新宿線・田無駅北口から徒歩6分。駅正面に見える「LIVIN」の右脇の道を直進。交差点を越えた右側
メニュー:つけそば(並200g/中300g)…780円/(大盛)…60円増し
中華そば…700円(近日発売予定)
トッピング 味玉…100円/のり…100円/チャーシュー(1枚)…120円/メンマ…150円
好み度:つけそば
接客・サービス

「麺匠 ヒムロク」!
「中華そば ぜっとん(現・「BASSO ドリルマン」)」にいた方が開いた店!
本日、2月11日の「建国記念の日」にオープン!
昨日、携帯の「ラーメンバンク」でオープン情報を知って駆けつけた!
しかし、「ラーメンバンク」情報によれば、この若き店主は、「ゼットン」の前には、池袋の「無敵屋」や所沢の「麺屋 嘉藤」にもいたそうで、意外にキャリアがあるみたいだ…
西武新宿線の田無駅で下車。
駅北口から駅前に見える「LIVIN」を左に見て直進すれば、6分ほどで道の右側にある店に辿り着く!
黒い板塀が印象的な…
和モダンの佇まいを見せている店!
なかなか、お金をかけている!
11時20分に店に着くと、すでに3人が待っていた…
お祝いの花は、やはり「バッソドリルマン」から来ていた!
そして、その隣には、「三河屋製麺」からの祝花!

これで、こちらの店がどこの麺を使っているのかわかった!
「ガラガラガラ…」
引戸を開けて、上品なご婦人が店の中から現われた。
後で、店主のお母さまとわかったこちらのご婦人は…
「お寒いところどうもありがとうございます。」
「もう少ししましたら店を開けますので…」と…
わざわざ、挨拶に出てこられ、深々と頭を下げられた。
言葉通り、定刻の11時30分に暖簾を持って若き店主が現われ開店!

オープン初日は、支度が間に合わずに遅れて開店するケースが多いというのに…
初日からしっかりしている!
順番に入店して、店を入ってすぐ左に設置された自動券売機で食券を買って…
7席用意されたカウンター席についていった…
メニューはまだ「つけそば」1本のようで、「中華そば」のボタンには赤の×マークが点灯していた。

なお、「つけそば」は、普通盛200gと中盛300gの選択ができて…
さらに、大盛400gにも、わずか60円アップで増量できる良心的な価格設定がなされていた!
食券を買い求め、中盛でお願いする…
麺は、卓上の注意書きにも書いてあった通り8分を要するというので…
その間、忙しい店主ではなく、店主のお母さまとお話をさせていただいた。

「なぜ、また、この田無という地に開業されたのですか?」
「住まいが保谷なので近くでお店を探しておりました♪」
お母さまがそうお答えになる…
「三河屋製麺」の麺箱の中のビニールに包まれた1玉200gの麺を5玉半取り出すと…
9基あるテボの中に、時間差をつけて、2回に分けて放り込んでいった店主が話に加わってきた…
「昨年の6月頃開業するという話は聞いていましたけど…」と店主に聞くと…
「そうなんですよ…」
「でも、保谷で探していたんですけど、いい物件がなくて…」
なるほど…
「とら会」情報は本当だったんだ!
しかし、インテリアも和モダンで統一して、落ち着いた雰囲気を醸し出しているし…
外装だけではなく、内装にもお金をかけている!
厨房も、ピカピカの新品の厨房設備が運び込まれていて…
店主の意気込みと自信が伝わってきた!
仕事も丁重で慎重だ!
タイムラグを設けてテボに投入された麺!
最初に投入された2.5玉分の麺が茹であがると、すばやく冷水でジャブジャブと洗い、締める…
そして、しっかりと水切りされた麺が2つの器に…
それぞれ、普通盛と中盛に分けられ盛られると、修業先同様、大きめの海苔が添えられ出されていった。
そして、次の麺が茹であがる前に、つけダレを作って配ると…
最初と同じ動作で、今度は中盛の麺を2つ作りあげた!
そして、完成して出された「つけそば」!


水菜が浮き…
最後に魚粉を浮かせて出された「つけダレ」は…
修業先のものに比べて彩りがいい!
また、「つけダレ」の色も褐色で、赤みのある修業先のものとは違った…
まずは、麺だけ…
何もつけずに食べてみる。
この、コシのある讃岐うどんのような食感は…
「破顔」で食べたものと似ている…
ただ、この麺は、太さからすると、14番の切り刃で切られた麺に見える…
同じストレートの太麺でも、「破顔」で使われているものは切り刃12番の麺で、ひと回り太い。
しかし、この小麦粉の香りは何だ!
自家製麺でもないのに…
それと、しっとりと肌理細やかで小麦粉の旨味を感じるこの麺は…
製麺所の麺では、あまりお目にかかったことがない…
良質な自家製麺のような麺だった!
「ラーメン」用の麺では他の追随を許さない「三河屋製麺」が、「つけめん」用の麺でも傑作を生み出した!
つけダレにつけたら、これがまた美味しい!
思わず、店主をみて、腕を振り上げ、親指を天に突き出した!
店主も笑顔でウインクして応える!
麺について…
店主に尋ねてみたところ…
「破顔のものとは違います…」
「これは、三河屋さんに特別にお願いしてつくってもらっているんですよ!」
ここまで聞いたところで、私の浅はかさがわかってしまった…
この麺の味と食感をよく吟味すれば、普通の麺とのミキシングの違い、圧延の違いに気づくはず…
そう、これは、国産小麦とオーストリア産「シルバーハート」、そして「中力粉」もブレンドしてつくられた麺!
つまり、「中華そば ぜっとん」の麺のレシピをもとに「三河屋製麺」と店主の二人三脚でつくりあげた麺に違いない!
私の憶測を話すと…
「そうです。」と店主は肯定した。
つけダレも、いい味出してる!
豚骨、鶏ガラ、モミジの動物系と煮干し、鯖節、鰹節の魚介系で出汁をとったつけダレは濃厚!
修業先よりも豚骨は強く出ている気がしたけど…
それにも増して魚介風味の強いつけダレで、「魚粉」がなくてもじゅうぶん節系の旨味が感じられたし…
スパイシーな味付けもあってか、案外、さっぱりといただけたし…
これは、かなり好みの味!
これで無化調なんだから…
それに、オープン初日から、これだけの味を出せるというのは…
この若き店主は、もしかしたら、すごい逸材なのかもしれない…
チャーシューは、完全に修業先譲りの絶品チャーシューだったし…
最後に作ってもらった「スープ割り」も、修業先同様、やや濃いめだったけど…
スープを足してもらって、美味しくいただけたし…
これは、すごい新店ができた!
駅反対側にある店も、うかうかしてはいられないんじゃないかな!
最後に、「中華そば」の提供時期を尋ねたところ…
「来月からは始めたいと思っているんですけど…」
「一人で(仕込みから営業まで)やっているので…」と言っていたから…
しばらくは、様子見をしながら始めることになりそう…

住所:東京都西東京市田無町3-9-10
電話:なし
営業時間:11:30~16:00 ※スープがなくなり次第終了
休日:水曜
アクセス:西武新宿線・田無駅北口から徒歩6分。駅正面に見える「LIVIN」の右脇の道を直進。交差点を越えた右側
メニュー:つけそば(並200g/中300g)…780円/(大盛)…60円増し
中華そば…700円(近日発売予定)
トッピング 味玉…100円/のり…100円/チャーシュー(1枚)…120円/メンマ…150円
好み度:つけそば

接客・サービス

スポンサーサイト
大豆
行ってきました。くぼ田~ヒムロクの連食。
いやぁ~美味しかったです。
特に小麦の香りが高い麺は美味しかったです。
田無では南の宝、北のヒムロクになりそうですね。
いやぁ~美味しかったです。
特に小麦の香りが高い麺は美味しかったです。
田無では南の宝、北のヒムロクになりそうですね。
| Home |