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2010.05.27
つけ麺 本城
訪問日:2010年5月27日(木)

バレンタインデーの2月14日にオープンした女性店主が営む店「本城」♪
「しょうゆラーメン」450円!
「濃厚つけ麺」が、味玉半玉付きで570円!
値段もすごく安い!
これで、ランチタイムには、さらに小ライス無料になるというんだから…
本当、良心的な店だよね!
ただ、味の方はどうなんだろう?
ネットの評判はそれなりだけど…
今日は当初…
池袋東武で、本日5月27日から開催されている「福岡・長崎物産展」のイートインに出店している「博多新風」でランチをする予定にしていた。
そうして、デパートに着いたのが14時25分…
ここで、ふと、この池袋から埼京線で1駅の板橋駅が最寄り駅のこの店のことを思い出した。
多くの店が14時30分で閉店してしまう中、こちら「本城」は15時までと…
遅くまで昼の営業をしてくれている!
今からならじゅうぶんに間に合う!
そう思って、14時30分発のJR埼京線に乗車!
板橋駅で下車して、以前に、「ones ones」のワンさんがひとりで切り盛りしていた「自家製麺 CONCEPT」の少し先にある店に着いたのは14時35分。
店に入っていくと、お客さんが1人…
黙々と「つけ麺」を食べていた。
そして、厨房には噂の美人女将(?)がひとり…
手書きのお品書きの中から「濃厚つけ麺」を選択して、麺280gの大盛にして注文!

しかし、こちらの店の「つけ麺」は、ネットの情報からすると、コストのかかる豚骨魚介の「つけ麺」のようなのに…
デフォルトの「つけ麺」の価格は、麺180gで、味玉が半玉付いて570円と安い!
そこへきて、ランチタイムサービスで小ライス無料!
さらに、50円増しで麺100g増量の大盛りにできる!
本当、コストパフォーマンスに優れている!
「あの、とんこつラーメンは、醤油味の豚骨なんですか?」
お品書きを指差して、女将に聞いてみたところ…
「これよ!」
女将が取り出して見せてくれたのは極細の乾麺!
「これを福岡から取り寄せているのよ。」
「私、福岡の出身だからね…」
「じゃあ、本格的なとんこつラーメンなんですね!?」と言うと…
「でも、豚頭は使ってないよ…」
「ゲンコツじゃ、あの濃厚なスープはできないよ…」
そう話す女将は、北九州の本城出身!
店名の「本城」は、女将の出身地から付けたものだった。
「では、しょうゆラーメンは、どんなラーメンなんですか?」
続けて質問すると…
「ここは、年寄りが多い町だからね…」
「ラーメンと言ったら、あっさりした醤油ラーメンなのよ。」
それで、鶏ガラメインの「しょうゆラーメン」も用意しているのだという。
茹で上がりに8分ほどかかるという太麺が茹で上がるまで、女将とこんな会話をしながら待つ…
そして、並びにある「自家製麺 CONCEPT」のこと…
そして、同じ北九州出身のワンさんのことを話題にすると…
ぐっと身を乗り出し、話に乗ってきた…
「先週、娘と2人でワンさんの店に行って、パスタを作ってもらった!」
「美味しかったよ♪」
「えっ!パスタですか…」と私が驚くと…
「そうよ!料理が上手な人は何を作らせても上手♪」
女将は、ワンさんの作る「つけ麺」のことも大絶賛していて…
「あの人は、休みなしで、いつもラーメンのことを考えているすごい人よ!」
今度、ワンさん仕込みの「辛味」も出す等とも話していた。
しかし、何で、女将はワンさんのことを知ってるの?
疑問に思って聞いてみたところ…
ある日、ふらっと店に入ってきたイケメンの男がいた。
その男は、地代はいくらだ?
客は何人入っているのか?
ずけずけと聞いてきたという…
女将は…
「そんなことに答えるラーメン屋がおるか!」と一喝したそうだけど…
これがワンさんとの出会いだったと話してくれた…
そんな話を聞いているうちに麺も茹で上がったようで、熱々のつけダレとともに麺が出された。


つけダレの下にお皿が添えられているのは、つけダレの器が熱くて、直接、触れないための配慮。
「これもどうぞ!」
そう言って出されたのは、温野菜の入った小鉢。


「ワンさんの店に行って、野菜いっぱいのつけ麺食べて、やっぱり野菜も(つけ麺と)いっしょに食べてもらわないといけないと思ったの…」
「でも、野菜高かったでしょう!」
「今は安くなったからね。」
それで、今はこうしてサービスで出しているという…
「これっ、トッピングで出せば、お金を取れるよ!」
女将に進言したところ…
「そんな気ないよ!」
女将は、この「温野菜」も、今、開発中のワンさん仕込みの「辛味」も…
お客さんからお金を取るつもりはないという…
価格の安さの指摘についても…
決して安くはないと言いきる…
「この場所は、そんな(価格を)高くしちゃ駄目。高校生が食べられなくなっちゃうよ…」
しかし、この人の欲の無さと、サービス精神旺盛なのには驚かされる…
麺だけを食べてみた。
ウエーブがかった太麺は、小麦の風味も感じられる!
もっちもっちした食感の麺は弾力があって、コシがあって、なかなかいいじゃない!
つけダレにつけて食べてみる。
シャバシャバなつけダレなんだろうな!?
ネットの情報から、勝手にそう思っていたつけダレは、想像とは違ったものだった。
適度にトロミがあって、濃厚なのに濃厚すぎないこのバランス感覚がいい!
ゲンコツの旨味!
丸鶏の旨味!
鰹節と煮干しの旨味!
どれも突出せずに、出汁の旨味がバランスよく出ていて…
これは美味しい♪
御見逸れしました。
正直、これだけ美味しい「つけ麺」が食べられるとは思ってもいなかった…
失礼しました。
そして、さらに驚かされたのは、女将はスープだけではなく、麺にも精通していたこと…
「太い麺ですね!」
「これで、切り歯14番?いや12番ですか?」
女将に尋ねてみたところ…
「13番よ。」
女将からは即答で答えが返ってきた。

この人は麺のことをわかっている。
この回答で、すぐにわかった。
女将に聞いたところ…
13番という、初めて聞いた切り歯の麺は、近くの麺屋から毎日、仕入れているそうで…
いろいろ試して、女将が「これだ!」と一目惚れした麺なんだそう!
「毎日、こうして触っているから、麺のことがわかるんよ。」
「つい先日のことだけど、麺屋を呼び付けて怒ったよ!」
「麺が細かぁ!」
「麺屋は、そんなことはありませんって言っていたけど、私は、毎日、触っているからわかる!」
「調べたら、コンマ何㎜か細かったと認めたよ…」
「麺が細いと、それだけ茹で上がりの量も少なく見える…」
「オバチャン、麺、けちったかって言われたらかなわないけんね…」
ちなみに、「しょうゆラーメン」用には同じ近所の製麺所の切り歯22番の麺を使っていて…
先ほど見せてもらった「とんこつラーメン」用の麺は、九州から取り寄せた乾麺と…
女将は、どの麺もその麺を使う必然性があって使っていて…
麺屋の言いなりで、自分のスープにどんな麺が合うかもわからない「スープ屋」なんかでは決してなかった。
つけダレにいっぱい入ったチャーシューも美味しかったし…

最後、ポットに入った和風出汁の割りスープをセルフで割って作る「スープ割り」も美味しくいただけたし…
この値段でこの味は大満足!
女将さん、ご馳走さまでした。
また、近いうちに「とんこつラーメン」を食べに来ます!

住所:東京都北区滝野川7-1-7
電話:店の都合により非公開
営業時間:11:30~15:00/17:00~20:00
定休日:火曜日
アクセス:JR埼京線・板橋駅東口改札を出て高架ぞいに左に。 「自家製麺 CONCEPT」の先。徒歩1分
メニュー:濃厚つけ麺(並)180g…570円/濃厚つけ麺(大盛り)280g…620円
しょうゆラーメン…450円/とんこつラーメン…570円
味付玉子 1/2個…40円/味付玉子 1個…80円
※15時まで小ライス無料
好み度:濃厚つけ麺
接客・サービス
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バレンタインデーの2月14日にオープンした女性店主が営む店「本城」♪
「しょうゆラーメン」450円!
「濃厚つけ麺」が、味玉半玉付きで570円!
値段もすごく安い!
これで、ランチタイムには、さらに小ライス無料になるというんだから…
本当、良心的な店だよね!
ただ、味の方はどうなんだろう?
ネットの評判はそれなりだけど…
今日は当初…
池袋東武で、本日5月27日から開催されている「福岡・長崎物産展」のイートインに出店している「博多新風」でランチをする予定にしていた。
そうして、デパートに着いたのが14時25分…
ここで、ふと、この池袋から埼京線で1駅の板橋駅が最寄り駅のこの店のことを思い出した。
多くの店が14時30分で閉店してしまう中、こちら「本城」は15時までと…
遅くまで昼の営業をしてくれている!
今からならじゅうぶんに間に合う!
そう思って、14時30分発のJR埼京線に乗車!
板橋駅で下車して、以前に、「ones ones」のワンさんがひとりで切り盛りしていた「自家製麺 CONCEPT」の少し先にある店に着いたのは14時35分。
店に入っていくと、お客さんが1人…
黙々と「つけ麺」を食べていた。
そして、厨房には噂の美人女将(?)がひとり…
手書きのお品書きの中から「濃厚つけ麺」を選択して、麺280gの大盛にして注文!

しかし、こちらの店の「つけ麺」は、ネットの情報からすると、コストのかかる豚骨魚介の「つけ麺」のようなのに…
デフォルトの「つけ麺」の価格は、麺180gで、味玉が半玉付いて570円と安い!
そこへきて、ランチタイムサービスで小ライス無料!
さらに、50円増しで麺100g増量の大盛りにできる!
本当、コストパフォーマンスに優れている!
「あの、とんこつラーメンは、醤油味の豚骨なんですか?」
お品書きを指差して、女将に聞いてみたところ…
「これよ!」
女将が取り出して見せてくれたのは極細の乾麺!
「これを福岡から取り寄せているのよ。」
「私、福岡の出身だからね…」
「じゃあ、本格的なとんこつラーメンなんですね!?」と言うと…
「でも、豚頭は使ってないよ…」
「ゲンコツじゃ、あの濃厚なスープはできないよ…」
そう話す女将は、北九州の本城出身!
店名の「本城」は、女将の出身地から付けたものだった。
「では、しょうゆラーメンは、どんなラーメンなんですか?」
続けて質問すると…
「ここは、年寄りが多い町だからね…」
「ラーメンと言ったら、あっさりした醤油ラーメンなのよ。」
それで、鶏ガラメインの「しょうゆラーメン」も用意しているのだという。
茹で上がりに8分ほどかかるという太麺が茹で上がるまで、女将とこんな会話をしながら待つ…
そして、並びにある「自家製麺 CONCEPT」のこと…
そして、同じ北九州出身のワンさんのことを話題にすると…
ぐっと身を乗り出し、話に乗ってきた…
「先週、娘と2人でワンさんの店に行って、パスタを作ってもらった!」
「美味しかったよ♪」
「えっ!パスタですか…」と私が驚くと…
「そうよ!料理が上手な人は何を作らせても上手♪」
女将は、ワンさんの作る「つけ麺」のことも大絶賛していて…
「あの人は、休みなしで、いつもラーメンのことを考えているすごい人よ!」
今度、ワンさん仕込みの「辛味」も出す等とも話していた。
しかし、何で、女将はワンさんのことを知ってるの?
疑問に思って聞いてみたところ…
ある日、ふらっと店に入ってきたイケメンの男がいた。
その男は、地代はいくらだ?
客は何人入っているのか?
ずけずけと聞いてきたという…
女将は…
「そんなことに答えるラーメン屋がおるか!」と一喝したそうだけど…
これがワンさんとの出会いだったと話してくれた…
そんな話を聞いているうちに麺も茹で上がったようで、熱々のつけダレとともに麺が出された。


つけダレの下にお皿が添えられているのは、つけダレの器が熱くて、直接、触れないための配慮。
「これもどうぞ!」
そう言って出されたのは、温野菜の入った小鉢。


「ワンさんの店に行って、野菜いっぱいのつけ麺食べて、やっぱり野菜も(つけ麺と)いっしょに食べてもらわないといけないと思ったの…」
「でも、野菜高かったでしょう!」
「今は安くなったからね。」
それで、今はこうしてサービスで出しているという…
「これっ、トッピングで出せば、お金を取れるよ!」
女将に進言したところ…
「そんな気ないよ!」
女将は、この「温野菜」も、今、開発中のワンさん仕込みの「辛味」も…
お客さんからお金を取るつもりはないという…
価格の安さの指摘についても…
決して安くはないと言いきる…
「この場所は、そんな(価格を)高くしちゃ駄目。高校生が食べられなくなっちゃうよ…」
しかし、この人の欲の無さと、サービス精神旺盛なのには驚かされる…
麺だけを食べてみた。
ウエーブがかった太麺は、小麦の風味も感じられる!
もっちもっちした食感の麺は弾力があって、コシがあって、なかなかいいじゃない!
つけダレにつけて食べてみる。
シャバシャバなつけダレなんだろうな!?
ネットの情報から、勝手にそう思っていたつけダレは、想像とは違ったものだった。
適度にトロミがあって、濃厚なのに濃厚すぎないこのバランス感覚がいい!
ゲンコツの旨味!
丸鶏の旨味!
鰹節と煮干しの旨味!
どれも突出せずに、出汁の旨味がバランスよく出ていて…
これは美味しい♪
御見逸れしました。
正直、これだけ美味しい「つけ麺」が食べられるとは思ってもいなかった…
失礼しました。
そして、さらに驚かされたのは、女将はスープだけではなく、麺にも精通していたこと…
「太い麺ですね!」
「これで、切り歯14番?いや12番ですか?」
女将に尋ねてみたところ…
「13番よ。」
女将からは即答で答えが返ってきた。

この人は麺のことをわかっている。
この回答で、すぐにわかった。
女将に聞いたところ…
13番という、初めて聞いた切り歯の麺は、近くの麺屋から毎日、仕入れているそうで…
いろいろ試して、女将が「これだ!」と一目惚れした麺なんだそう!
「毎日、こうして触っているから、麺のことがわかるんよ。」
「つい先日のことだけど、麺屋を呼び付けて怒ったよ!」
「麺が細かぁ!」
「麺屋は、そんなことはありませんって言っていたけど、私は、毎日、触っているからわかる!」
「調べたら、コンマ何㎜か細かったと認めたよ…」
「麺が細いと、それだけ茹で上がりの量も少なく見える…」
「オバチャン、麺、けちったかって言われたらかなわないけんね…」
ちなみに、「しょうゆラーメン」用には同じ近所の製麺所の切り歯22番の麺を使っていて…
先ほど見せてもらった「とんこつラーメン」用の麺は、九州から取り寄せた乾麺と…
女将は、どの麺もその麺を使う必然性があって使っていて…
麺屋の言いなりで、自分のスープにどんな麺が合うかもわからない「スープ屋」なんかでは決してなかった。
つけダレにいっぱい入ったチャーシューも美味しかったし…

最後、ポットに入った和風出汁の割りスープをセルフで割って作る「スープ割り」も美味しくいただけたし…
この値段でこの味は大満足!
女将さん、ご馳走さまでした。
また、近いうちに「とんこつラーメン」を食べに来ます!

住所:東京都北区滝野川7-1-7
電話:店の都合により非公開
営業時間:11:30~15:00/17:00~20:00
定休日:火曜日
アクセス:JR埼京線・板橋駅東口改札を出て高架ぞいに左に。 「自家製麺 CONCEPT」の先。徒歩1分
メニュー:濃厚つけ麺(並)180g…570円/濃厚つけ麺(大盛り)280g…620円
しょうゆラーメン…450円/とんこつラーメン…570円
味付玉子 1/2個…40円/味付玉子 1個…80円
※15時まで小ライス無料
好み度:濃厚つけ麺

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越前屋
ramen151eさん、こんばんは。
「本城」という懐かしい地名を聞いて、思わずコメントさせてもらいました。
私の故郷も北九州市です。
近々、こちらのお店に足を運びたいと思います^ ^
「本城」という懐かしい地名を聞いて、思わずコメントさせてもらいました。
私の故郷も北九州市です。
近々、こちらのお店に足を運びたいと思います^ ^
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2010/06/02 Wed 06:43 [ Edit ]
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